京つう

アート/芸術  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2007年02月04日

「お水送り」って知ってますか?

きょうは、小浜の「鵜の瀬」へ行ってきました。


多くの人は、東大寺二月堂の「お水取り」は知っていますが、その水を送る儀式があるのはあまり知られていません。
それが、 「お水送り」なのです。


このお水送りは、日本海側の福井県小浜市の「鵜の瀬」というところで3月2日に行われます。
そして、その水は、奈良の東大寺二月堂で3月12日に「お水取り」として取られます。

なぜ、このような事が行われたのかというと、小浜にいらっしゃった神様の「約束忘れのお詫び」なのです。
天平勝宝 4年(752)インドの渡来僧・実忠が二月堂の建立の時、修二会を催して全国の神々を招きました。
しかし、遠敷明神という小浜の神様が漁に時を忘れ遅刻。
そのお詫びに本尊に供えるお香水を若狭から送ると約束し、二月堂の下の岩をたたくときれいな水が湧き出したと伝えられます。

その儀式が、1200年以上続いているのってすごいですね。

お昼は、福井県の小浜名物の「とらフグ」

てっさ・焼き物・てんぷらなどフグづくし!
久しぶりのフグでした。

帰りには、「鯖寿司」を買って帰りました。
若狭からのひと塩ものの鯖を京都に運んでそれを鯖寿司(押し寿司)にして食べてました。
夜も寝ないで京都まで運ぶと、ちょうど良い味になっていたと言われています。

夕ご飯は、この鯖寿司です。


  

Posted by Norichan at 20:24Comments(0)