2007年02月18日
京都国際会議場にて(京都議定書)
昨日は、京都国際会議場へ行って来ました。
今までは、外国人が「KYOTO」といって思い浮かべるのは舞妓さんだったかもしれません。
でも、今はきっと「京都議定書」 (気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書)を思い浮かべると思います。
地球温暖化の原因となる温室効果ガスを、先進国における削減率を1990年基準として各国別に定めました。
日本は、2008年~2012年の間に、マイナス6%減らさないといけません。
この議定書は、2年前の2005年2月16日に発効たのですが、現状は非常に厳しいものがあります。
昨日のイベントは、議定書が採決された「京都国際会議場」で開催されている「気象変動に関する世界市長・首長協議会京都会議」のイベント。
「脱温暖化フォーラム」考えよう、地球環境のためにできること
女優の星野知子さんもパネリストで参加され、今の現状は楽観できるのか?何ができるか?といったことについて話されました。
それぞれの役割の中で実践できることを行うことが大事。
憲法の中に、地球環境の改善のために日本はこんなことをします、ということを明記したらどうかとの提案もありました。
環境破壊の戦争に加担できるような憲法改正でなく、環境破壊を食い止めるための思いを伝えてこそ、美しい国日本の憲法だと思いました。
そして、エコロジーなことをすると「得」をするような経済システムも作ることも必要。
人間は褒められることがうれしいです。
ダメなことをして罰するというより、良いことをしてご褒美が貰えるほうが嬉しいです。
CO2を出さなかったら得をする、エコな生活をしたら得をするといったシステム作りも必要だと思います。
そして、何よりも、ひとりひとりでできることから実践していくこと。
これが結局結論になります。
あの「京都国際会議場」の1800人が入れるメイン会議場が満員でした!
ひとりひとりの積み重ね、大切にしたいですね!