京つう

アート/芸術  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2010年04月30日

ひょうたんに願いを (豊国神社)

瓢箪の形をした千成ひょうたん絵馬がつられた豊国神社。
1598年に没した豊臣秀吉をおまつりしています。




草履取りから天下人となった秀吉。
秀吉の旗印「千成ひょうたん」にちなんだ絵馬が、開運・出世のお願いで千成状態です。




私もいつかは天下人に?




伏見城の城門を移築した唐門は、威風堂々とした国宝です。




  

Posted by Norichan at 17:00Comments(2)京の旅

2010年04月29日

描かずにあらわす世界 (京都国立博物館・長谷川等伯)

長谷川等伯の没後400年の特別展覧会。

入り口には、国宝でもある彼の代表作「松林図屏風」
まさにこの絵が、「描かずにあらわす」凄い世界が描かれています。




入場まで110分待ちという表示。




延々と続く長蛇の列に、つい私も「考える人」になってしまいました。




でも、展示の最後に現れた「松林図屏風」を見た瞬間、その素晴らしさに息をのみました。
見えないものを描くことが出来る、繊細でかつ大胆な筆使い。
描かずに「霧の世界」を描いてしまう表現力。
空白の世界は、何にも増して強烈に我々に語りかけていました。




またいつか、この作品が見れたらと思いながら、京都国立博物館をあとにしました。

作品は、Wikipediaの「松林図屏風」でご覧下さい。  

Posted by Norichan at 21:30Comments(0)京の旅

2010年04月28日

歴史を感じる雅の世界 (京都文化博物館・冷泉家展)

京都文化博物館で開催されている「冷泉家 王朝の和歌守展」
「凄い」の一言につきました。




長い歴史を通じて宮廷文化の華である和歌をリードしてきた冷泉家。
藤原俊成(しゅんぜい)・定家(ていか)・為家(ためいえ)といった人たちの自筆の書。
800年前に書かれた書を目の当たりにすると、和歌をたしなんでいない私でも感動しました。



これは、歴史を感じる良い機会になると思います。

「冷泉家 王朝の和歌守展」6月6日まで開催されています。
  

Posted by Norichan at 17:00Comments(2)京の旅

2010年04月27日

先斗町オンマイマインド (祇園)

我らのボスが、グローバルデビューです。
京都発のR&B「Pontocho on my Mind」




デビューライブは、超満員。




Mr.Hyogo が、我々を酔わせてくれます。




♪ 恋もキープでよろしくね!
まいど 先斗町 on my mind ♪




KOISOUNDレーベルより






iTunes Store でご視聴、ダウンロード下さい。

「Pontocho on my Mind」  Hyogo Hiroshi   

Posted by Norichan at 16:00Comments(2)音楽

2010年04月26日

ジェームス・ディーンは見ていた! (祇園)

祇園にあるライブハウスで、仲間がCDのレコーディング。
素晴らしい仲間たちが、日頃のテクニックを披露。
うしろで、ジェームス・ディーンが、みんなを見ていました。




オールディーズのライブハウスには、懐かしのアメリカングラフィティ。




青春の真っ只中だったジェームス・ディーン。




楽しんでレコーディングしているみんなも、青春真っ只中。
そんなみんなを、ジェームス・ディーンは見ていた!




Dream as if you'll live forever.
Live as if you'll die today.

永遠に生きるがごとく夢を見ろ。
今日死んでしまうがごとく生きろ。
~James Dean~



  

Posted by Norichan at 12:00Comments(0)音楽

2010年04月25日

ひと時の清涼感 (花背)

華やかな桜を見過ぎた目には、緑の木々と水の流れる音に一息つきます。




贅沢な時間を、また贅沢な風景が癒してくれます。




夏でも涼しいこの付近。




足の長~い杉が、背伸びをしていました。

  

Posted by Norichan at 10:40Comments(2)京の旅

2010年04月25日

山間に咲く桜 (京北)

山間に咲く桜は、ひっそりと、でも可憐です。




満面の笑みをたたえて咲く桜。




通りすがりの道端に咲いていたこの枝垂桜は、有名な神社仏閣に咲く桜より美しく感じました。





  

Posted by Norichan at 10:30Comments(4)京の旅

2010年04月25日

赤と白の桃の花 (花背)

花背を路を走っていたら、一本の枝に赤と白の花を咲かせる桃がありました。




京都の市街地から車で1時間半はかかる花背。




あたりは、桂川の上流で、桜が満開。




暖かい日差しを存分に吸っていました。



  

Posted by Norichan at 10:20Comments(2)京の旅

2010年04月25日

山里の桜 (花背)

鞍馬寺から峰定寺へ抜ける花背の路を走っていたら、きれいに手入れされた茅葺きの民家がありました。




枝垂桜が満開です。




京都市内の桜としては、ここらあたりが最後でしょう。




桜の花の中を、鯉のぼりが泳いでいました。

  

Posted by Norichan at 10:10Comments(2)京の旅

2010年04月25日

時の流れを感じて (峰定寺)

桜を求めて、ついに京都市の北端まで出かけました。
京都市域の北端近くの花背に位置する峰定寺(ぶじょうじ)。
京都市左京区ですが、京都市の中心部からは車で1時間半はかかります。

30年ぶりの訪問。
飾り気のない素朴な山門が迎えてくれました。




この峰定寺には、清水寺本堂のような、断崖に迫り出した舞台造の本堂があります。
舞台造建築としては日本最古のものといわれています。
この寺は平安時代末の久寿元年(1154年)創建ということですから、850年の時を刻んでいます。
今の清水寺は1633年に再建されたものですが、昔はここの舞台と同じような造りだったのでしょう。

15分ほどの階段の山道を登ると、目前に断崖に迫ってくる古い木組みの舞台が現れます。
ここは、修行の場なので、写真は撮れませんので、パンフレットの本堂の写真をお借りします。
そのすごさがわかってもらえると思います。



この舞台の前に立つと、目前には広い山だけが見渡せます。
「時間を忘れてしまいますよ」という社務所の方のお話通り、時間が止まってしまいました。

山門の前には、満開の桜。




今は、シャクナゲが美しい花を咲かせています。






ふと境内の石橋の下を見ると、水芭蕉が咲いていました。




850年という時間の流れ。
そして、30年ぶりに訪れた時間の流れ。

「変わるものと変わらないもの」
そんなことを舞台の上に座って考えていました。
来年も、変わらない春の峰定寺を訪ねたいと思いました。  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅

2010年04月24日

出発進行! (祇園)

京都祇園にある「ジオラマ カフェ&バー デゴイチ」

特急「白鳥」が、ホームに入線です。
ホームで待つ男の人が、腕時計の時間を気にしています。
誰かと待ち合わせでしょうか?




目の前を、ブルートレインが通過です。




キハ82形が快走します。






DD51が入線です。




9600型の蒸気機関車が停車しています。




鉄橋へ進入する9600型蒸気機関車。




その付近は、港町です。




鉄橋をEF58が通過します。



その先には、東京のような未来都市が広がっていました。




このジオラマは、縦6メートル横20メートルもあり、レールは一周約40メートル、総延長はなんと320メートル。
ビールを飲みながら、童心に帰りました。

「ジオラマ カフェ&バー デゴイチ」
  

Posted by Norichan at 10:10Comments(5)京の旅

2010年04月24日

懐かしい停車場の風景 (祇園)

夜行列車が到着しました。




もう直ぐ、この駅の最終列車が到着します。




最終列車を待つ向こう側のホームには、9600型の蒸気機関車に引かれた列車が停車しています。




駅前には、最終のバスが、最終列車のお客様を待っています。




「きょうも一日ご苦労様!」
そんな会話が聞こえてくるような遠い日の思い出。




そして、テールライトの灯が、闇夜の中に汽笛とともに消えていきました。




そんな物語が見れる京都祇園の「ジオラマ カフェ&バー デゴイチ」でした。  

Posted by Norichan at 10:00Comments(4)京の旅

2010年04月23日

はなの低い御室の桜 (仁和寺)

「わたしゃお多福 御室の桜 花(鼻)が低くても 人が好く」

「花(鼻)が低い」ということから「お多福桜」ともいわれる御室の桜。
いろんな種類の桜を楽しむことができます。
美しい桜の花を見てやってください。
















来年もまた美しい桜が見れますように!

  

Posted by Norichan at 15:00Comments(4)京の旅

2010年04月22日

そうだ京都へ行こう (仁和寺)

「そうだ京都へ行こう」のポスターで有名になった仁和寺。
御室桜は、京都市内でも遅咲きの桜で有名です。
そして、何よりも、「花(鼻)が低い」ということから「お多福桜」とも言われています。




樹の高さが低いので、かなり高いところから撮ったような写真が撮れます。
ポスターは、このぐらいの位置で、脚立に乗って撮影されたのでしょう。




樹高が低いのは、この地の岩盤が固く、深く根を張れないためだそうです。




青空だったら、もっと美しかっただろうと思いました。
また、来年の桜の時期まで、お預けです。

  

Posted by Norichan at 15:00Comments(4)京の旅

2010年04月21日

人知れず咲く花 (京北・大堰川)

常照皇寺の近くを流れる大堰川。
この川は、桂川となって、嵐山を経て、淀川になります。
そんな川の堤防に、人知れず咲き誇っている花を見つけました。




立派な梅の木です。




奇麗な川の流れ。
さすがに奇麗な水を吸っていると、花も奇麗に咲くようです。




そう花にささやきかけると、花は頬をピンクに染めました。

  

Posted by Norichan at 15:30Comments(4)京の旅

2010年04月21日

雅の世界の八重桜 (京北・常照皇寺)

桜の頃に常照皇寺を訪れるのは初めてです。
特にこの勅使門の造りは、素敵です。




歴代天皇との縁が深いだけに、優雅なたたずまいです。
この桜は、「御車返しの桜」




名前も優雅なこの桜が、四季折々の表情を演出しています。




この「御車返しの桜」には、一重と八重の花が、一枝に咲いていました。





【10月の緑の頃】
http://superman007.cocolog-nifty.com/norichan/2008/10/1964-66-42db.html

【1月の雪の頃】
http://photonorichan.kyo2.jp/e799250.html  

Posted by Norichan at 15:00Comments(2)京の旅

2010年04月20日

年に一度の桧舞台 (京北・常照皇寺)

右京区京北井戸にある常照皇寺。
その山門前には、りっぱな枝垂桜が花を咲かせます。




村を見渡す高台に、誇らしげです。




桜が降ってくるかのように咲き誇っています。




鯉のぼりが甍の波を泳ぐ頃には、桜色が新緑に変わっていることでしょう。

  

Posted by Norichan at 15:00Comments(2)京の旅

2010年04月19日

北山杉の中の桜 (周山街道・北山)

周山街道に続く北山杉。
しかし、この時期は、いつも脇役の桜たちが自分たちの存在を余すことなく伝えています。




暖かな日差しを浴びて、満開です。




普段は、北山杉に隠れている桜。




今は、桜が主役です。

  

Posted by Norichan at 15:00Comments(4)京の旅

2010年04月18日

いまもオアシス (東京・六郷用水)

東急目蒲線の沼部駅の近くにある六郷用水跡。
六郷用水は、多摩川から取水し、その左岸一帯を灌漑していました。

親子が散歩を楽しんでいました。




ジャバラという揚水用水車の模型が回っていました。




東京にもこんなオアシスがあるんですね。




桜が最後の自己主張をしていました。

  

Posted by Norichan at 15:30Comments(2)

2010年04月18日

変わらない雲の流れ (東京・多摩川堤)

体育の時間に走った多摩川の堤防。
多摩川越しの風景は、どんどん変化しています。
0系が走っていた新幹線の鉄橋を、300系が通り過ぎて行きました。




堤防の草むらに大の字になって雲の流れを楽しんでいたあの頃。




みんなでグランドを駆け回ったあの頃。




その雲の流れだけは、今も変わっていませんでした。


  

Posted by Norichan at 15:00Comments(2)