京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年05月02日

鎧をまとった柱たち (三十三間堂)

三十三間堂は、「通し矢」で有名。
本堂西軒下(長さ約121m)で矢を射る行事です。
そこで、西の柱には、矢が刺さらないように、鉄で補強されています。




まるで、柱が、鎧をまとっているかのようです。




昔は、この軒下で、南側から北側へ矢を放っていました。




「浮繪和國景跡京都三拾三軒堂之図 画:哥川豊春」(Wikipediaより)


だから、柱の南側だけに鎧をまとっています。




現在は、はるか向こうに見える北側から南側に放たれます。
昔は、121mだったのに、今はその半分の60mとか。

  

Posted by Norichan at 09:30Comments(4)京の旅