京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年06月25日

奥の細道むすびの地 (大垣)

中学時代の数年を過ごした大垣。
でも、訪れたことがなかった奥の細道むすびの地を散策しました。

『おくのほそ道』は、松尾芭蕉が元禄時代に書いた紀行本。

江戸を出た芭蕉は、東北、北陸を経て、大垣にたどり着きます。
当時は歩くしかない旅行を、彼が45歳の時に、スタートしたのですから、すごいものです。
全行程約600里(2400キロメートル)、日数約150日間(約半年)中に東北・北陸を巡っています。

そのむすびの地が大垣です。




芭蕉は「伊勢の遷宮をおがまんと、また船に乗り」出発する。

結びの句

「蛤(はまぐり)の ふたみにわかれ行く 秋ぞ」




これは、住吉灯台。
昔は、ここは物資を伊勢湾の海へ運ぶ要所でした。




芭蕉は、ここから船に乗り、伊勢に向かいます。




雨の降りしきる水路を歩いて、いにしえの頃に思いを馳せました。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(0)