京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年07月12日

鉾が建つ (四条烏丸・函谷鉾と月鉾)

函谷鉾(かんこぼこ)が、そろそろ建ちます。




最後の仕上げです。




鉾の柱に藁が束ねられています。




鉾が建ってしまうと、はるか上のほうにあるので、見ることのできない「鶏」が間近で見れました。
函谷鉾の名は、中国戦国時代斉の孟嘗君(もうしょうくん)が函谷関で家来に鶏の鳴声をまねさせて関門を開かせ難を逃れたと言う故事にちなんでつけられています。




函谷鉾は、最新の重機で持ち上げられます。




ここからは慎重に引き上げられます。




そして、鉾が建ち上げられると、周りから拍手が沸き上がりました。




向かいの月鉾でも、鉾を建ち上げる準備が整いました。
こちらは、重機を用いず、人の力で。




ところが、すごい雨が降り出して一時中止。




先ほど建ったばかりの函谷鉾も雨に濡れていました。
梅雨時の祇園祭は、雨とのにらめっこの毎日です。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅