京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年07月22日

苔むした根っこ (三千院)

大きな木の根っこは、生命そのものを感じさせてくれるので好きです。




その根っこに絡む苔は、その年輪をより重いものにしてくれます。




人間のしわのようなものでしょうか。




人間の生きる根っこ。
表に出てきている根っこよりも、ずーっと深く、そしてどんどん細くなっていく根っこ。
この細い細い根っこまでが、その木そのものなのです。
人間も同じこと。
枝葉末節は表に出さなくても、木は当たり前のように年輪を重ねています。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅