京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年08月04日

雅の世界 (大覚寺)

宸殿の前に、牛車が到着しました。




ここは、嵯峨天皇の離宮が営まれた場所です。
旧嵯峨御所大覚寺門跡。




江戸時代、後水尾天皇より下賜された寝殿造りの建物。
気品が漂います。
ここの廊下・広縁はすべてうぐいす張り。




式台玄関には、菊のご紋が。




宸殿の前には、右近の橘、左近の「梅」!
なぜ桜ではないのか?
聞きそびれました。
何か理由があるんでしょうね。
まさか、梅酒を作るためではないでしょうが・・・




襖絵も豪華絢爛。




夏の特別公開では、秩父宮御殿の見学もできます。
皇族の皆様も、京都においでになったとき、ここでご休憩されるそうです。
とてもこじんまりとした建物ですが、雅な風情を感じました。

  

Posted by Norichan at 09:00Comments(2)京の旅