京つう

アート/芸術  |洛中

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2011年01月17日

とんどが終わった夕暮れ時 (平岡八幡宮)

嵯峨野から神護寺に向かう道すがらにある平岡天満宮。
弘法大師により創建された山城国最古の八幡宮。




この日は、境内で、しめ縄や門松に点火するとんど(歳徳)焼きが行われました。
無病息災を願い、 神前に供えられていた鏡餅を焼いた左義長もちが参拝客に授与されたそうですが、私が訪れた時は、人影もなく、燃えかすから煙が出ていました。




ここの本殿は、京都市内に現存する数少ない切妻造の本殿。



実は、この本殿の内陣天井に描かれた花の天井が素晴らしいのです。
ザクロ、ケシ、ツバキ、ハスなどの極彩花絵が44面。
今年も、2011年3月11日~5月15日春の特別拝観で見ることができます。




境内には、樹齢200年を超える紅椿や、古事に記されている白玉椿伝説で知られる樹齢150年の白椿など約200種類の椿があります。
寒椿が、沈みかけた夕日に光っていました。

  

Posted by Norichan at 09:00Comments(2)京の旅