京つう

アート/芸術  |洛中

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2011年09月19日

「琵琶湖」が息づく庭園 (南禅寺・大寧軒)

小川が流れる苔むした庭園。
ここは、南禅寺の塔頭寺院であった「大寧院」の跡に、明治末期、茶道家元薮内家11代によって作られた庭園です。
「大寧軒」




この流れる水は、横を流れる琵琶疎水から引かれ、3メートルの滝となって、庭園に流れ込みます。




川の流れの中には、石造りの「三柱鳥居」が建てられています。
これは、太秦にある蚕ノ社の鳥居を模しています。




まるで、自然の小川のように流れていきます。




ふと見ると、シジミがいっぱい。
有名な琵琶湖のシジミが、この庭園には息づいているのです。




夏もやっと過ぎ去ろうとしています。
秋はもうすぐそこまで来ているようです。


  

Posted by Norichan at 08:00Comments(0)京の旅