京つう

アート/芸術  |洛中

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2012年05月01日

シャクナゲ咲く祈りの山 (峰定寺)

大悲山峰定寺(ぶじょうじ)は、花脊峠(はなせとうげ)を越えた人里はなれた山の中にあります。
ここは、平清盛とも非常に深い関係のあるお寺です。
京都市内から車で約2時間。




今年も、シャクナゲの花が咲きました。




この仁王門は平治元年(1159年)10月の建立といわれ、まさしく平治の乱の勃発の時期です。




石段から山道を約20分登ると、本堂に着きます。




ここは、修験道の修行場なので、カメラの持ち込みは禁止。
写真は撮れませんので、パンフレットの本堂の写真をお借りします。
そのすごさがわかってもらえると思います。
この本堂からの眺めを味わうと、何度も足を運びたくなる場所です。
清水の舞台のような造りの本堂の目の前には、ただ空と山だけしか見えません。
そして、その中に、ぽつんと峰定寺神木の「三本杉」が見えます。
心のシャッターを何度も押しました。




毎年、5月3日前後と11月3日前後の連休三日には、貴重な収蔵庫の特別拝観が開催されます。
重要文化財の毘沙門天立像や十一面千手観音像などの素晴らしい仏像が見れます。
ただ、今年は、平清盛のブームの中、広島に出張されたそうです。

  

Posted by Norichan at 07:00Comments(0)