京つう

アート/芸術  |洛中

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2013年05月18日

油を掛けてお参り (嵯峨・油掛地蔵)

黒く光っているような石仏。




嵯峨の鹿王院近くにある油掛地蔵です。
ここのお地蔵さんは、「水掛け地蔵」ではなく「油掛け地蔵」なのです。
お堂の横に消火器が置いてあるのがおわかりですか?!




鎌倉時代後期に作られたといわれる石仏で、実はお地蔵さまではなく、阿弥陀如来座像です。
油商人がこのお地蔵さまの近くを通るとき、油をそそいでお参りしていたということで、その風習が今も受け継がれています。




横を流れる有栖川に掛る橋。
ここの地名は、右京区嵯峨天竜寺油掛町です。

  

Posted by Norichan at 06:20Comments(0)京の旅