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2009年05月14日

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)

上賀茂神社の境内を潤すならの小川は、社家町に入ると明神川と名前を変えて、透明な水音を響かせます。
社家(しゃけ)とは、上賀茂神社の神職の人たちのお屋敷。

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)


この明神川の水を自分の家の中に取り込み、「曲水の宴」のための小川にして、また明神川に返す。
こんな素敵な庭園のあるのが、西村家別邸。(錦部家旧宅)
壁の向こうは、こんな素晴らしい庭園が広がっています。

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)


この家屋の中は、障子が創り出す素敵な空間。
障子好きの私には、すごく快適な空間です。

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)


玄関横の障子は、外側を竹で工夫を凝らし、家の中には、色の影が映し出されます。

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)


茶室の横にも素敵な障子。

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)


柔らかな光が差し込みます。

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)


裏にも小さな池。
カキツバタが一輪咲いていました。

社家の家の素晴らしき庭園 (上賀茂・社家町)







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Posted by Norichan at 16:30│Comments(4)京の旅
この記事へのコメント

 お邪魔します~

 「社家」とは しゃけ? しゃか? やしろや? 何と呼ぶのでしょうか?
 それにしても、上賀茂神社の御神職のお屋敷は素晴らしいですね!
 「曲水の宴」のために小川を自宅に引き込む~おどろきです!
 さすが、雅な京都だ、と感服しました。

 
        
Posted by 雪童子 at 2009年05月14日 17:25

雪童子さんへ♪
社家は、「しゃけ」でOKです。
読み方を追加しておきました。
ありがとうございます。
広いお座敷では、その曲水の宴を優雅に見物する人でいっぱいだったんでしょうね。
雅の世界ですね。
Posted by Norichan at 2009年05月14日 17:33

障子のある住まいで生活した事がないので、お写真をいつも楽しまさせていただいております(^○^)!
光と影が畳に射す加減が実に落ち着きますね。
Posted by みり at 2009年05月15日 00:46

みりさんへ♪
障子が創る光と影の世界は、モノトーンのステンドグラスだと思います。
水墨画に近い世界なのかもしれません。
差し込む光を計算しつくされた障子に出会うと感動します!
Posted by Norichan at 2009年05月15日 00:56
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