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2014年02月25日

謙虚に咲く寒梅 (同志社大学礼拝堂)

「庭上の一寒梅」

庭 上 一 寒 梅     ていじょうのいちかんばい

笑 侵 風 雪 開     わろおてふうせつをおかしてひらく

不 争 又 不 力     あらそわずまたつとめず    

自 占 百 花 魁     おのずからしむひゃっかのさきがけ

この漢詩は、同志社の創立者である新島襄が1890年最期を間近に詠んだといわれる漢詩。
この季節に同志社大学を訪れると、ついこの漢詩を口ずさみます。

謙虚に咲く寒梅 (同志社大学礼拝堂)


礼拝堂の入り口の左右に咲く紅梅と白梅。
寒くても、可憐な花を咲かせます。

謙虚に咲く寒梅 (同志社大学礼拝堂)


『庭先にある一本の早咲きの梅が、きびしい風や雪の寒さにもめげず笑うが如くに開いている。
一番咲きを争うこともなく、また特に努力するでもないが、それでいてあらゆる花のさきがけとなって咲いている。まことに謙虚な姿であり人もこうありたいものである。』

謙虚に咲く寒梅 (同志社大学礼拝堂)


礼拝堂の屋根の矢印は、自然の風が指し示す方向。
これからも自然体で、そして謙虚に生きていきたいものです。

謙虚に咲く寒梅 (同志社大学礼拝堂)
(2014年2月23日撮影)


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Posted by Norichan at 06:20│Comments(0)京の旅
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