若冲は五百羅漢とともに (石峰寺)

Norichan

2011年03月12日 09:00

伏見稲荷大社の南にある石峰寺。
ここは、絵師の伊藤若冲が下絵を描き、当寺の住職と協力して制作した「若冲五百羅漢」が有名です。

中国風(竜宮造り)総門。




そして、もうひとつの門の向こうの竹林の中に、若冲の五百羅漢さんが並んでいます。




残念ながら、五百羅漢の写真撮影はできませんので、遠目の雰囲気だけご紹介します。
竹林の中に並ぶ羅漢様の顔には、喜怒哀楽が素直に表されています。
それは、彼の人生の集大成だったのかもしれません。




彼は、85歳の長寿を全うしますが、美しさに情熱を燃やした人は五百羅漢さんとともに生き続けているようでした。
彼のお墓に、そっと手を合わせました。
お墓の横には、筆塚が建っていました。


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