奥の細道むすびの地 (大垣)
中学時代の数年を過ごした大垣。
でも、訪れたことがなかった奥の細道むすびの地を散策しました。
『おくのほそ道』は、松尾芭蕉が元禄時代に書いた紀行本。
江戸を出た芭蕉は、東北、北陸を経て、大垣にたどり着きます。
当時は歩くしかない旅行を、彼が45歳の時に、スタートしたのですから、すごいものです。
全行程約600里(2400キロメートル)、日数約150日間(約半年)中に東北・北陸を巡っています。
そのむすびの地が大垣です。
芭蕉は「伊勢の遷宮をおがまんと、また船に乗り」出発する。
結びの句
「蛤(はまぐり)の ふたみにわかれ行く 秋ぞ」
これは、住吉灯台。
昔は、ここは物資を伊勢湾の海へ運ぶ要所でした。
芭蕉は、ここから船に乗り、伊勢に向かいます。
雨の降りしきる水路を歩いて、いにしえの頃に思いを馳せました。
関連記事