池のほとりの小さな社(右京区・兒神社)
鳥居の向こうに池が見えます。
ここは嵯峨野の広沢池のほとりにある兒神社(ちごじんじゃ)
兒神社の由来は、広沢池のそばにある「遍照寺」を建立した名僧、寛朝大僧正(かんちょうだいそうじょう)が998年に亡くなった後、その死を嘆いて広沢池に身を投げた侍童の霊を祀ったものだそうで、8月15日の五山送り火の時には灯籠流しが行われます。
この石は、ここに座って一心で祈願すれば、必ず長命・安産・縁結びが叶う『石椅子』
むかし寛朝大僧正が座禅をしている時、傍らでいつも侍児がこの石に腰を掛けていたそうです。
ハートの形をした石も手水鉢の下から見つかったそうですが、ご利益があるかは不明。
京都市内とは思えない落ち着いた風情を感じさせてくれる嵯峨野です♬
(2024年4月25日撮影)
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