京つう

アート/芸術  |洛中

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2008年12月27日

維新を駆け抜けた男~寺田屋~

31歳でこの世を去った坂本龍馬。
12月10日は、彼の命日でした。
旧暦だと慶応3年11月15日なので、毎年11月15日に墓前祭が開かれます。
時代を駆け抜ける人は、短くてもその人生の中で燃え尽きていたのですね。
伏見区にある寺田屋。




昔の船宿。
ここでの坂本龍馬襲撃事件は、有名な話。
事件当時の建物は鳥羽・伏見の戦いの兵火で消失したので、今の建物は明治時代に再建されたもののようです。
でも、明治の貴重な建物です。

2階の窓の欄間も何となく当時の船宿を忍ばせてくれます。




ちょっと下がり気味にしてある出窓部分は、古き良き時代を思い起こさせてくれます。




伏見藩士の捕方に気づいた愛人のお龍が風呂場から裸で駆け上がって危険を知らせたとされる階段。
真偽のほどはわかりませんが、龍馬がいろんな人々の助けを受けながら、短い人生を駆け抜けたのは確かだと思います。




今も宿泊が出来る寺田屋。
ここで、ゆっくり伏見の酒を飲むのもいいかもしれません。

  

Posted by Norichan at 19:30Comments(4)京の旅