京つう

アート/芸術  |洛中

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2009年02月27日

壮大な水の流れ・お水送りとお水取り (小浜市)

「奈良のお水取りが終わるともう春やね!」
関西では、そういって、春がきたことを表現します。
このお水取りは、東大寺二月堂の若狭井のお水取りのことです。

ということは、実は、そのお水を若狭から送る「お水送り」の神事が毎年行われています。
その場所が、「鵜の瀬」です。

天平勝宝 4年(752)インドの渡来僧・実忠が二月堂の建立の時、修二会を催して全国の神々を招いたのですが、遠敷明神が漁に時を忘れ遅刻。
そのお詫びに本尊に供えるお香水を若狭から送ると約束し、二月堂の下の岩の下から白と黒の鵜が飛び出してきて穴から泉が湧き上がってきたそうです。
それが、二月堂の若狭井だそうです。






神事のときは神宮寺から鵜の瀬まで松明行列が続くそうです。






神宮寺は、ちょうどお水送りのご祈祷中にあたり、拝観できませんでした。





一度、壮大なお水送りの神事を見てみたいものです。
3月2日に行われます。

http://www.farm-hashimoto.com/omizuokuri/index.htm  

Posted by Norichan at 22:00Comments(2)