京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年05月01日

京都にあった大仏 (方広寺大仏殿)

京都に大仏があったそうです。
その名残りが、三十三間堂の前の大和大路七条にあるこの交番です。






豊臣秀吉をまつる豊国神社の横にある方広寺。
ここに、秀吉によって、奈良・東大寺に倣った大仏殿の造営が開始され、1595年(文禄4年)に大仏殿が完成。
東大寺の大仏より大きい18mの大きさであったそうです。
しかし、1596年に地震により倒壊。
その2年後に、秀吉は亡くなります。
その後豊臣秀頼により再建されますが、1798年(寛政10年)に落雷による火災で焼失した後は、同様の規模のものは再建されなかったそうです。




ここにある鐘は、国家安康の梵鐘として有名。




徳川家康を怒らせ大阪冬の陣の起きたきっかけとなった、「国家安康君臣豊楽」の文字の入った大鐘。
白くマーキングされた文字が、それです。




この鐘楼の天井には、天女が華麗に舞っていました。




天下を取った豊臣秀吉は、晩年も波乱万丈だったようです。
彼のお墓は、東山の阿弥陀ヶ峰にあります。  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅