京つう

アート/芸術  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2011年02月12日

天下統一のさきがけ (大徳寺・総見院)

織田信長の菩提寺の大徳寺総見院。
信長の葬儀が行われた地です。
その葬儀には、2万人以上の参列者が押し寄せたそうです。
本堂にある織田信長の坐像は、信長の一周忌法要に合わせて、その追善のために作られたものだそうです。




”総見”とは、すべてを見通すという意味。
信長は、生前より、自身の法名を「総見院泰巌安公」と定めていたそうで、それがそのままこのお寺の名称に使われています。




ここには、趣の異なる三席のお茶室が並び、その内のひとつの井戸には織部焼きの滑車が付いていました。
この絵柄にあるのは、椿でしょうか?




このお寺は、豊臣秀吉が建立し、境内には秀吉がこよなく愛したと伝えられる樹齢400年の日本最古の胡蝶侘助があります。




そして、境内のお墓には、信長一族のお墓が並び、その中に、織田信長のお墓もありました。
信長の遺骸は見つからなかったといわれ、このお墓には、信長の木造が荼毘にふされて埋葬されています。
やはり、どこかで生き延びたのでしょうか?
そんな信長伝説も生まれる天下統一の武将です。



  

Posted by Norichan at 08:00Comments(2)京の旅