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アート/芸術  |洛中

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2011年05月05日

芸術は爆発だ! (東京国立近代美術館)

岡本太郎の生誕100年の展覧会を東京国立近代美術館へ見に行きました。
何と若者の多いこと!




大阪万国博覧会の「太陽の塔」を制作したので有名です。




抽象美術運動やシュルレアリスム(超現実主義)運動の中で、様々の作品を残した彼。
彼は、縄文時代の土器の芸術性の高さに衝撃を受けて、このような作品を残します。
これは、太陽の塔のあの顔にそっくりです。




《森の掟》1950年の中には、森の中の楽しさ、怖ろしさ、そんな対極的な思いを感じます。




イスは座るもの?
これは、座ることを拒否するイスです。
そんなイスがあってもおかしくないこと。
既成概念では考えられないことでいっぱいの現代で、当たり前は当たり前ではないのかもしれません。




戦争反対を芸術で訴えた岡本太郎。
渋谷駅にある《明日の神話》は、ぜひみて欲しい絵です。

《明日の神話》 (クリックして下さい!)

若者に共感される彼の絵は、彼の哲学と共に行き続けます。
出口にあった「おみくじ」には、彼のこんな言葉が。

「何でもないことに筋を通すことの方が、カッコいい冒険をするよりもはるかにむずかしい。」

そんな世の中。
でも、

「やろうとしないから、やれないんだ」

  

Posted by Norichan at 07:00Comments(0)