京つう

アート/芸術  |洛中

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2012年10月22日

明日への祈り (宮城県・石巻湾沿岸)

草が生い茂る中にひっそりと置かれたお供え。
静かに手を合わせました。




すぐ裏手にある日和山に登りました。
この山へ住民の方々がすべて登れていたら・・・
そう思うと、涙が止まりませんでした。
山の上からは、先ほどの南浜の街が見下ろせます。




すぐ向こうには、太平洋の海原。




明治35年に石巻を訪れた石川啄木が詠んだ歌がありました。

「砕けてはまたかへしくる大波の
           ゆくらゆくらに胸おどる洋」




日和山にある鹿島御児神社の鳥居が、その海を見つめていました。

  

Posted by Norichan at 06:30Comments(0)