2009年05月20日
額縁の中の大原の里 (大原・宝泉院)
赤い毛氈の敷かれた向こうには、額縁の絵のような緑の竹林と大原の里が広がります。
二面の広い額縁。
左側には、樹齢600年の近江富士を模った五葉の松の雄大な枝ぶり。
見かけた障子には、赤い毛氈の色が映り、幻想的な美の世界がありました。
そして、縁側の端にある手水鉢の水は水禽窟(すいきんくつ)につながっていて、水がここちよい琴のような音色を響かせていました。
二面の広い額縁。
左側には、樹齢600年の近江富士を模った五葉の松の雄大な枝ぶり。
見かけた障子には、赤い毛氈の色が映り、幻想的な美の世界がありました。
そして、縁側の端にある手水鉢の水は水禽窟(すいきんくつ)につながっていて、水がここちよい琴のような音色を響かせていました。
Posted by Norichan at 10:30│Comments(8)
│京の旅
この記事へのコメント
これはすごい!
直線的であざやかな美が迫ってくる感じです!!
赤い毛繊の色が障子に映るのは、
お昼~午後の時間帯でしょうか?
素晴らしいお写真です!!(感動)
Posted by 雪童子 at 2009年05月20日 21:02
雪童子さんへ♪
午後2時ごろでしょうか。
部屋に入るなり、すべて開け放たれた部屋からは、緑の庭が、赤い毛氈の向こうに見えました。
毛氈の上で、お抹茶をいただきました。
素晴らしいお庭です!!(感動)
Posted by Norichan at 2009年05月20日 21:12
一枚目のお写真も、まるで魁偉の絵を観ているような気持になりました。
二枚目のお写真の陽射しがとても心地よくて、とても良いお時間に撮影出来たのですね(^○^)。
障子のお写真も、近頃はのりちゃんに感化されて、日本の文化のすばらしさを改めて知ることが出来ました。
ご病気の間に、本当に沢山の京都を見せて下さってありがとうございました(^○^)。
これからも楽しみにしています。
Posted by みり at 2009年05月21日 00:24
みりさんへ♪
毛氈の上に寝転がって、昼寝をしたくなるような至福の午後でした。
障子は、和風のステンドグラス!
単純な中に素晴らしい色彩感覚や造形感覚が見て取れます。
Posted by Norichan at 2009年05月21日 08:36
宝泉院、父と母を連れて紅葉のライトアップを見に行ったのは何年前だったでしょう。水琴窟の音も聞きました。懐かしいです。
障子の写真いつもながらすばらしいです。障子は、このようにして開けてあったのでしょうか?それともNorichanが開けたのですか?二枚が重なった部分のストライプや左右対称の空間に置かれた生け花と木々の緑、さり気ない「粋」を感じさせる写真ですね
Posted by つばさ82 at 2009年05月21日 13:48
つばさ82さんへ♪
宝泉院は三千院の奥にあるので、結構穴場です。
拝観料が少し高いのですが、抹茶付きだからいいですね。
ここでは、毎年紅葉の時期にうちの会社のメンバーがお琴を弾きます。
ライトアップとお琴の音色♪
合うと思います。
障子は、最初からあのシチュエーションでした。
お花も生けられて「粋」を演出されているんでしょうね。
Posted by Norichan at 2009年05月21日 15:12
あまりの美しさに声がでませんでした。
やっと今キーボードを叩いています。
私もかなり昔に三千院を訪れたことがありますが、季節も見るものもまるで異空間の中の景色がここにあります。
Norichanさんはこの淡い赤の世界を堪能したんでしょうね。
うらやましいです。
Posted by マーおっさん at 2009年05月21日 23:16
マーおっさんへ♪
午後の日差しを受け、入ったとたんに目に飛び込んだ赤い毛氈と緑の庭に、私も圧倒されました。
三千院までは車で近いので、季節の風景を楽しんでいます。
ただ、拝観料の高いのがネックですが・・・
心の癒しにはかえられませんね。
Posted by Norichan at 2009年05月22日 10:31