数奇な運命の館 (聚楽第址)

Norichan

2011年02月18日 09:00

聚楽第は、安土桃山時代の末期、関白となった豊臣秀吉が建てた政庁兼邸宅。
面積は、北之丸、西之丸、南二之丸、外堀までを含めると約268,000m²といわれ、現在の京都御所が130,000m²からすると、その規模は凄かったようです。




聚楽第は、秀吉が関白職を甥の豊臣秀次に譲ったあと秀次の居城となったものの、秀次の追放、そして、竣工して8年後に徹底的な破却という数奇な運命をたどります。
この夕日は、当時も今と同じだったことでしょう。




なお、西本願寺にある飛雲閣は、聚楽第から移築されたという伝承もあります。

雅な美しき楼閣 (西本願寺・飛雲閣)

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