葵の葉っぱが街を行く (葵祭・下鴨神社)

Norichan

2009年05月15日 18:00

京都三大祭のひとつである「葵祭」がありました。
この祭は、下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、5月15日に行われ、古くは賀茂祭とも言われていました。
それが、葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代に祭が再興されてのち、牛車(御所車)をはじめ、参加者だけでなく牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾るようになって、この名になったそうです。




この祭は、今から約1400年前に始まったと言いますから、長い歴史を刻んでいます。




行列の最後を斎王代の女人列が進みます。
今年の斎王は、裏千家の千宗室家元の長女が務められました。




わが国の祭のなかでも、数少ない王朝風俗の伝統が残されているこの祭には、40頭ほどの馬や牛も参加。
牛車は、平安の世の優雅さをかもし出していました。




葵の葉っぱが街を優雅に練り歩きました。






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