京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年08月02日

ふたつの顔の庭 (相国寺・方丈)

相国寺は、臨済宗相国寺派大本山。
金閣・銀閣両寺もここの末寺というすごいお寺です。

ここの方丈には、ふたつの顔の庭園があります。
ひとつは、勅使門の前の枯山水平庭。




なんの飾りもない、白砂を敷き詰めただけの庭園。
この基本が、あの龍安寺の石庭などの原点になります。
月明かりが、さんさんと方丈を照らすんでしょう。




北側の庭園は山水の庭園で、これだけ深い谷のある庭園は、あまり見かけません。




板戸に描かれた鮮やかな紅葉と滝の絵が、新緑の庭園に鮮やかさを与えてくれ、そして、秋の到来を予感させてくれました。

  

Posted by Norichan at 09:00Comments(0)京の旅