2014年02月28日
春の足音 (滋賀県・琵琶湖)
黄色い世界が、春を運んできます。
蓬莱山に積もった雪も、黄色の菜の花が溶かしてくれそうです。
暖かい日差しに包まれた琵琶湖。
湖面を照らす光は、間違いなく春の陽ざしです。
それを察知して、カイツブリが早めの春を感じているようです。
(2014年2月23日撮影)
蓬莱山に積もった雪も、黄色の菜の花が溶かしてくれそうです。
暖かい日差しに包まれた琵琶湖。
湖面を照らす光は、間違いなく春の陽ざしです。
それを察知して、カイツブリが早めの春を感じているようです。
(2014年2月23日撮影)
2014年02月27日
至福の時間 (祇園 Bar RM)
今宵は、祇園の隠れ家のバーでゆっくりスコッチ。
私の大好きなアイラモルトの王者"ラフロイグ"
それも特別の樽出しの逸品。
「京」が光ります。
この空間は、至福の時間を包み込みます。
(2014年2月22日撮影)
私の大好きなアイラモルトの王者"ラフロイグ"
それも特別の樽出しの逸品。
「京」が光ります。
この空間は、至福の時間を包み込みます。
(2014年2月22日撮影)
2014年02月26日
春寒の陽ざし (同志社大学)
2月も終わり。
寒梅の咲く校内。
陽ざしは、まだまだこの寒さには負けそうです。
春寒の大学構内は、休みに入ったのか、人影もまばらです。
でも、もう1か月もすると、新入学生を迎えて、晴れやかな声で満ち溢れるはずです。
寒さは、それまでの辛抱です。
(2014年2月22日撮影)
寒梅の咲く校内。
陽ざしは、まだまだこの寒さには負けそうです。
春寒の大学構内は、休みに入ったのか、人影もまばらです。
でも、もう1か月もすると、新入学生を迎えて、晴れやかな声で満ち溢れるはずです。
寒さは、それまでの辛抱です。
(2014年2月22日撮影)
2014年02月25日
謙虚に咲く寒梅 (同志社大学礼拝堂)
「庭上の一寒梅」
庭 上 一 寒 梅 ていじょうのいちかんばい
笑 侵 風 雪 開 わろおてふうせつをおかしてひらく
不 争 又 不 力 あらそわずまたつとめず
自 占 百 花 魁 おのずからしむひゃっかのさきがけ
この漢詩は、同志社の創立者である新島襄が1890年最期を間近に詠んだといわれる漢詩。
この季節に同志社大学を訪れると、ついこの漢詩を口ずさみます。
礼拝堂の入り口の左右に咲く紅梅と白梅。
寒くても、可憐な花を咲かせます。
『庭先にある一本の早咲きの梅が、きびしい風や雪の寒さにもめげず笑うが如くに開いている。
一番咲きを争うこともなく、また特に努力するでもないが、それでいてあらゆる花のさきがけとなって咲いている。まことに謙虚な姿であり人もこうありたいものである。』
礼拝堂の屋根の矢印は、自然の風が指し示す方向。
これからも自然体で、そして謙虚に生きていきたいものです。
(2014年2月23日撮影)
庭 上 一 寒 梅 ていじょうのいちかんばい
笑 侵 風 雪 開 わろおてふうせつをおかしてひらく
不 争 又 不 力 あらそわずまたつとめず
自 占 百 花 魁 おのずからしむひゃっかのさきがけ
この漢詩は、同志社の創立者である新島襄が1890年最期を間近に詠んだといわれる漢詩。
この季節に同志社大学を訪れると、ついこの漢詩を口ずさみます。
礼拝堂の入り口の左右に咲く紅梅と白梅。
寒くても、可憐な花を咲かせます。
『庭先にある一本の早咲きの梅が、きびしい風や雪の寒さにもめげず笑うが如くに開いている。
一番咲きを争うこともなく、また特に努力するでもないが、それでいてあらゆる花のさきがけとなって咲いている。まことに謙虚な姿であり人もこうありたいものである。』
礼拝堂の屋根の矢印は、自然の風が指し示す方向。
これからも自然体で、そして謙虚に生きていきたいものです。
(2014年2月23日撮影)
2014年02月24日
曲水の梅 (妙顕寺)
まだまだ寒い京都ですが、もう梅の花が咲きだしました。
この梅は、現在”冬の京の旅”で特別公開中の妙顕寺の「光琳曲水の庭」の梅。
白砂が曲水を描きます。
かの有名な尾形光琳は、ここの信徒だったそうです。
ここには、その他にも2つの庭園があり、これは、小さいながらも清らかさを備えた「孟宗竹の坪庭」
そして、勅使門に面した「四海唱導の庭」にはゆったりと白砂の海が広がっていました。
京都はこれから、梅の季節を迎えます。
(2014年2月22日撮影)
この梅は、現在”冬の京の旅”で特別公開中の妙顕寺の「光琳曲水の庭」の梅。
白砂が曲水を描きます。
かの有名な尾形光琳は、ここの信徒だったそうです。
ここには、その他にも2つの庭園があり、これは、小さいながらも清らかさを備えた「孟宗竹の坪庭」
そして、勅使門に面した「四海唱導の庭」にはゆったりと白砂の海が広がっていました。
京都はこれから、梅の季節を迎えます。
(2014年2月22日撮影)
2014年02月23日
寝台列車は夢の世界へ (大阪・交通博物館)
京都駅に寝台列車が到着しました。
「気をつけて行ってきてね!」
一晩列車に揺られて目覚めたら、そこは別世界でしょう
。
ところで、この列車はどこに行くのでしょうか・・・
きっと銀河鉄道で、夢の世界かも知れません。
(2014年2月2日撮影)
「気をつけて行ってきてね!」
一晩列車に揺られて目覚めたら、そこは別世界でしょう
。
ところで、この列車はどこに行くのでしょうか・・・
きっと銀河鉄道で、夢の世界かも知れません。
(2014年2月2日撮影)
2014年02月22日
チタン屋根の方丈 (龍泉庵)
妙心寺の塔頭龍泉庵。
普段は拝観できないこの塔頭が、今年の「京の冬の旅」で7年ぶりに公開されました。
龍泉庵は、長谷川等伯の「枯木猿図」などを所蔵しています。
今回は、精密な複製が拝観できます。
数日前に積もった屋根の雪が、方丈南の枯山水庭園に滑り落ちます。
瓦に見えた入母屋造りの方丈の屋根。
よく見ると、実は改修でチタン板張りにされたそうです。
高価なチタン。
新しいものを取り入れて末永く保存するという考えも、これからの保存のあり方のひとつなのでしょう。
(2014年2月12日撮影)
普段は拝観できないこの塔頭が、今年の「京の冬の旅」で7年ぶりに公開されました。
龍泉庵は、長谷川等伯の「枯木猿図」などを所蔵しています。
今回は、精密な複製が拝観できます。
数日前に積もった屋根の雪が、方丈南の枯山水庭園に滑り落ちます。
瓦に見えた入母屋造りの方丈の屋根。
よく見ると、実は改修でチタン板張りにされたそうです。
高価なチタン。
新しいものを取り入れて末永く保存するという考えも、これからの保存のあり方のひとつなのでしょう。
(2014年2月12日撮影)
2014年02月21日
雪は自然の芸術家 (東福寺塔頭同聚院)
お地蔵さんが、今話題の割烹着(かっぽうぎ)を着ています。
ここは、東福寺の塔頭のひとつの同聚院。
像高2m65cmの大きな不動明王像が祀られていています。
雪は、燈籠も白くお化粧。
獅子舞の獅子頭に見えるのは、たぶん私だけでしょう。
(2014年2月14日撮影)
ここは、東福寺の塔頭のひとつの同聚院。
像高2m65cmの大きな不動明王像が祀られていています。
雪は、燈籠も白くお化粧。
獅子舞の獅子頭に見えるのは、たぶん私だけでしょう。
(2014年2月14日撮影)
2014年02月20日
雪の瓦 (東福寺付近)
弧を描く素敵な壁のある路に、雪が降り続きます。
雪は、普段の瓦を素敵にお化粧します。
臥竜のような壁の瓦も白くお化粧です。
数珠玉のような雪。
普段は何気ない壁の瓦が、不思議に愛おしく感じました。
(2014年2月14日撮影)
雪は、普段の瓦を素敵にお化粧します。
臥竜のような壁の瓦も白くお化粧です。
数珠玉のような雪。
普段は何気ない壁の瓦が、不思議に愛おしく感じました。
(2014年2月14日撮影)
2014年02月19日
自然が描く水墨画 (東福寺)
紅葉の名勝も雪の中です。
綿ぼうし・・・
ほんとうに綿の花が咲いたようです。
臥雲橋から見る通天橋。
それは、まさしく自然が描く水墨画の世界です。
(2014年2月14日撮影)
綿ぼうし・・・
ほんとうに綿の花が咲いたようです。
臥雲橋から見る通天橋。
それは、まさしく自然が描く水墨画の世界です。
(2014年2月14日撮影)
2014年02月18日
小さな絆が大きな絆に (京都マラソン・仁和寺前)
マラソンランナーと応援する人々との絆。
大きな手と小さな手が、絆を結びます。
応援する長い列が延々と続く京都マラソン。
ボランティアが1万5000人。
ランナーにとって最高の嬉しさは、47万人もの沿道の応援だったと思います。
くしくも第1回目の開催が3月11日だった京都マラソン。
「忘れない!! その走りと復興支援」
小さな絆は、大きな絆のスタートです。
(2014年2月16日撮影)
大きな手と小さな手が、絆を結びます。
応援する長い列が延々と続く京都マラソン。
ボランティアが1万5000人。
ランナーにとって最高の嬉しさは、47万人もの沿道の応援だったと思います。
くしくも第1回目の開催が3月11日だった京都マラソン。
「忘れない!! その走りと復興支援」
小さな絆は、大きな絆のスタートです。
(2014年2月16日撮影)
2014年02月17日
1万6000人が駆け抜けた! (京都マラソン)
お天気になった京都マラソン。
1万6000人が、古都を駆け抜けました!
スタートは西京極陸上競技場。
嵐山の渡月橋までは、車イスのレースも行われました。
仁和寺の二王門には、僧侶の皆様も応援です。
昨年とは違って、青空が広がった鴨川沿い。
大文字山が見えれば、ゴールまではもうあと少しです。
ゴールは、誰にとっても素敵なピースです。
平安神宮の大鳥居は、来年もランナーの皆様をお待ちしています!
(2014年2月16日撮影)
1万6000人が、古都を駆け抜けました!
スタートは西京極陸上競技場。
嵐山の渡月橋までは、車イスのレースも行われました。
仁和寺の二王門には、僧侶の皆様も応援です。
昨年とは違って、青空が広がった鴨川沿い。
大文字山が見えれば、ゴールまではもうあと少しです。
ゴールは、誰にとっても素敵なピースです。
平安神宮の大鳥居は、来年もランナーの皆様をお待ちしています!
(2014年2月16日撮影)
2014年02月16日
雪の中にそびえる (東寺)
雪が五重塔を化粧します。
きょうの東寺は人の気配もなく、静かさの中です。
弘法大師も、雪の中で寒の行のようです。
白一色になると、ひときわ大きくて美しく見える五重塔です。
(2014年2月14日撮影)
きょうの東寺は人の気配もなく、静かさの中です。
弘法大師も、雪の中で寒の行のようです。
白一色になると、ひときわ大きくて美しく見える五重塔です。
(2014年2月14日撮影)
2014年02月15日
ゴールはスタートなのだ! (京都マラソン・みやこめっせ)
京都マラソンに、ようこそおこしやす!
2月16日日曜日に開催される京都マラソンのエントリーが、ゴール地点になる岡崎公園の”みやこめっせ”で始まりました。
私もエントリーに・・・
私も参加した第1回目の京都マラソンは、ちょうど東日本大震災から1周年にあたる2012年3月11日の開催となりました。
そして、息の長い支援を京都からもしていこうということで、「絆」のワッペンを胸に走りました。
今年も、その思いの絆をつなぎます。
”みやこめっせ”にできたおこしやす広場には、ランナーをサポートする様々なブースが、大会気分を盛り上げてくれます。
日曜日には、この大鳥居のゴールを目指して走ります!
でも・・・
「ゴールはスタートなのだ!」
(2014年2月14日撮影)
2月16日日曜日に開催される京都マラソンのエントリーが、ゴール地点になる岡崎公園の”みやこめっせ”で始まりました。
私もエントリーに・・・
私も参加した第1回目の京都マラソンは、ちょうど東日本大震災から1周年にあたる2012年3月11日の開催となりました。
そして、息の長い支援を京都からもしていこうということで、「絆」のワッペンを胸に走りました。
今年も、その思いの絆をつなぎます。
”みやこめっせ”にできたおこしやす広場には、ランナーをサポートする様々なブースが、大会気分を盛り上げてくれます。
日曜日には、この大鳥居のゴールを目指して走ります!
でも・・・
「ゴールはスタートなのだ!」
(2014年2月14日撮影)
2014年02月13日
2014年02月12日
2014年02月11日
2014年02月10日
幸せを呼ぶ大根焚き (三千院・初午大根焚き)
大きなお鍋に、美味しそうに焚き上がった大根。
三千院では、毎年2月の初午にあわせて、幸せを呼ぶ大根焚きが振舞われます。
大原の畑で有機栽培された大きな大根をいただきました。
今年も幸多き年を願って・・・
(2014年2月8日撮影)
三千院では、毎年2月の初午にあわせて、幸せを呼ぶ大根焚きが振舞われます。
大原の畑で有機栽培された大きな大根をいただきました。
今年も幸多き年を願って・・・
(2014年2月8日撮影)
2014年02月09日
伊藤若冲の生誕会法要 (宝蔵寺)
京都市内の繁華街、四条河原町を上がったところにある宝蔵寺。
ここは、伊藤若冲の生まれた伊藤家の菩提寺です。
伊藤若冲は、正徳6年2月8日に、この近くの錦小路で生まれました。
今回初めて営まれた「若冲生誕会」の法要に参加させていただきました。
お野菜がお供えにあったのは、彼が錦小路出身だったからでしょう。
伊藤家は、幕末の頃に途絶えてしまったので、彼が建立した伊藤家のお墓が朽ちかけているそうです。
数え年で生誕300年を迎える平成27年に向けて、住職は、若冲ファンのみなさんの後押しをお願いされていました。
http://www.houzou-ji.jp/p019.html
今回は、若冲の筆によるものと認定された「竹に雄鶏図」を、間近で拝見しました。
一番大切なことは、じっくり「観察」すること。
動物でも植物でも、そして人間も・・・
私は彼からそれを学びました。
(2014年2月8日撮影)
ここは、伊藤若冲の生まれた伊藤家の菩提寺です。
伊藤若冲は、正徳6年2月8日に、この近くの錦小路で生まれました。
今回初めて営まれた「若冲生誕会」の法要に参加させていただきました。
お野菜がお供えにあったのは、彼が錦小路出身だったからでしょう。
伊藤家は、幕末の頃に途絶えてしまったので、彼が建立した伊藤家のお墓が朽ちかけているそうです。
数え年で生誕300年を迎える平成27年に向けて、住職は、若冲ファンのみなさんの後押しをお願いされていました。
http://www.houzou-ji.jp/p019.html
今回は、若冲の筆によるものと認定された「竹に雄鶏図」を、間近で拝見しました。
一番大切なことは、じっくり「観察」すること。
動物でも植物でも、そして人間も・・・
私は彼からそれを学びました。
(2014年2月8日撮影)
2014年02月08日
茶人と今話題の陶芸家 (建仁寺・正伝永源院)
熊本藩主・細川家の菩提(ぼだい)寺でもある建仁寺塔頭の正伝永源院。
今年の冬の非公開文化財の特別公開では、ちょっとした人気になっています。
というのも、時の人である陶芸家・細川護熙氏によって描かれた襖絵が、本堂の東西の間に8面ずつ飾られているのです。
東山の夜桜を表した「知音(ちいん)」と、西山の紅葉の「秋聲(しゅうせい)」
左の間に少し見えますが、詳しくは、こちらへ
正伝永源院は、織田信長の弟で大名茶人・織田有楽斎の菩提所でもあり、復元された有楽斎が建てた国宝の茶室「如庵(じょあん)」を見ることができます。
文化人の傑作がいっぱいです。
(2014年1月19日撮影)
今年の冬の非公開文化財の特別公開では、ちょっとした人気になっています。
というのも、時の人である陶芸家・細川護熙氏によって描かれた襖絵が、本堂の東西の間に8面ずつ飾られているのです。
東山の夜桜を表した「知音(ちいん)」と、西山の紅葉の「秋聲(しゅうせい)」
左の間に少し見えますが、詳しくは、こちらへ
正伝永源院は、織田信長の弟で大名茶人・織田有楽斎の菩提所でもあり、復元された有楽斎が建てた国宝の茶室「如庵(じょあん)」を見ることができます。
文化人の傑作がいっぱいです。
(2014年1月19日撮影)