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2009年05月28日

飛鳥の時代の噴水 (奈良・飛鳥資料館)

7世紀の飛鳥時代の人々は、どんな暮らしをしていたのでしょうか?
きっと生活を楽しんでいたように感じます。
というのも、飛鳥資料館にある石造りの像を見て驚きました。

この大きな石人像は、当時の噴水です!

飛鳥の時代の噴水 (奈良・飛鳥資料館)


実物はこれ。
花崗岩から掘り出し、口の部分に穴が開いています。
表情は豊かで、微笑んでいるようです。

飛鳥の時代の噴水 (奈良・飛鳥資料館)


全体を見ると、男女が抱き合っているようにも見えます。

飛鳥の時代の噴水 (奈良・飛鳥資料館)


あの時代に噴水というのは凄い発想です。
この須弥山石(しゅみせんせき)も、一番下のところから水が出てくる噴水です。

飛鳥の時代の噴水 (奈良・飛鳥資料館)


時代を先取りした石造に、その当時の潤いのある生活を感じました。
そして、飛鳥の人々の先進的な凄さに感動しました。

飛鳥の時代の噴水 (奈良・飛鳥資料館)



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Posted by Norichan at 10:00│Comments(4)
この記事へのコメント

 こんばんわ!

 飛鳥の世界が伝わってくるお写真です~
 
 ↑の石人像の顔立ちに、大陸の風貌を
 感じました。
 もしかしたら、帰化されたお人の作なのかもしれませんね。
 水を引くという発想も、当時としては画期的!大陸の技術だったかも?

 なーんて連想しちゃいました。
 須弥山石の後ろにある ガラス?に描かれた文様も何だか謎めいていますね!
Posted by 雪童子 at 2009年05月28日 23:53

雪童子さんへ♪
石人像の顔立ちは、確かに大陸の風貌を感じました。
また、噴水という発想も日本人にはあまり出てこない発想だと思いました。
須弥山石の後ろにあるガラス?に描かれた文様は何でしょうね。
気づきませんでした。
Posted by Norichan at 2009年05月29日 10:45

アルハンブラ宮殿を思い出しました。
あの庭園にも美しい噴水がありました。
日本の場合、滝がありますから、「水が流れ落ちる」という光景を見て感嘆しますので、水、石、流れる、しぶきという芸術的な創作はあったのかもしれませんね。
飛鳥の時代の以前にも、縄文や弥生の時代にも埴輪を作って、死者を弔うことをしていましたから、人間を形どることが発展して、野性味をおびた作品になったのかもしれません。
今となっては誰の作品かはわかりませんが、その当時には有名な作者だったのかもしれませんよ(^○^)。
想像しはじめると楽しくなりますね。
Posted by みり at 2009年05月30日 02:52

みりさんへ♪
ヨーロッパには噴水って多いが、日本では少ないですね。
それが、こんな昔に存在したのがすごいと思いました。
心に余裕があったのでしょうか?!
Posted by Norichan at 2009年05月30日 08:59
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