京つう

アート/芸術  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2010年07月31日

583系の京都見物 (京都駅・近江八幡駅)

「月光形電車」の異名を持つ国鉄583系電車が、青森から京都見物にやってきました。




やはり、583系は夜行です。




貨物列車を見送ります。
それは、今夜の特急電車にとってはご愛嬌です。




イベント電車として、奈良に立ち寄り、きょうは、京都からディズニーランドに向かって出発しました。




新快速に乗ったら、近江八幡駅で追いつきました。
「特急月光」も新快速並み?!




ここでは、「特急びわこエクスプレス」に追い抜かれました。
近江八幡停車はそのためだったんですね。
でも、今夜はそれでも楽しそう!




さて、ディズニーランドに向かって発車です。




もう二度と東海道本線を走ることはないでしょう。
次は、東京見物を楽しんできて下さい!




【今回は動画もご覧下さい】
7月30日21:59京都駅にて

  

Posted by Norichan at 06:45Comments(4)鉄道

2010年07月30日

水琴窟のある庭 (妙心寺・退蔵院)

臨済宗の妙心寺。
美しい伽藍と広く立派な境内には、多くの塔頭が並びます。
そのひとつの退蔵院。
ここには、方丈の庭園のほかにも、花と水が流れる「余香苑」があります。

余香苑の入口にある「陰陽の庭」
陰陽思想を庭で表現しています。

入り口をはいって左側、南側にあるのが「陽の庭」
石組は奥にまとめられ、白砂を敷き詰め、浅い帚目がつけられています。
奥行きを感じる明るい庭です。




反対の北側にあるのが、「陰の庭」
こちらは、灰色をした石が敷き詰められ、帚目も深く、それによって太陽の影が強く出て、全体が黒っぽく感じます。
石組みも、庭の中央にも配して重厚さを感じる庭です。




その庭を越えると、あたりは広大な庭に。
京都ではあまり見かけない庭園ですが、平安期には、このような庭で宮廷遊びも催されたのでしょうか。




小さな滝の音も聞こえました。




庭の横にあった東屋。
緑が新鮮です。




そして、その横に、水琴窟がありました。
つくばいの下に瓶を埋めて、手水に使った水が瓶に反響して琴のような音を奏でます。
水琴の残響に耳を傾ける時、昔の人のわび、さびの感性豊かな風情を感じます。




今回は、私の取った動画で、その音色をお聞き下さい。
鳥のさえずり、獅子おどしの音など、その風情が伝われば嬉しいです。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅

2010年07月29日

夏の午後の境内 (蚕の社)

お宮さんの境内で遊ぶ子供の姿を久しぶりに見ました。
夏休みに入った通称木嶋神社(このしまじんじゃ)
本殿東側に織物の始祖を祀る蚕養(こかい)神社があることから蚕の社(かいこのやしろ)と呼ばれています。




「続日本紀」にこの神社の名があることからかなり古い社です。
社殿の西にかつては湧水が豊富であった「元糺の池」(もとただすのいけ)という池の中に三柱鳥居(三ッ鳥居)があります。
柱が三本で三正面、上からの形は三角形となっている鳥居は珍しい存在であり京都三鳥居の一つとされています。




木製の大きな鳥居。




真夏の太陽が降り注ぐ午後の社です。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(0)京の旅

2010年07月28日

ガード下の思い出 (上野・アメ横)

上野駅のガード下に続くアメ横。
アメヤ横丁とも呼ばれるこの通りは、昔は、故郷へのみやげ物を買う人たちでいっぱいだったんでしょうね。




今は、大型家電店が建ち、雰囲気も変わっていました。




反対側の筋に並ぶ飲食店にはまだまだ昔の面影が。
道路にテーブルが設置され、商売開始です。




ガード下の通路は、昔のままの雰囲気です。




西郷さんの銅像を見るのは、何年振りでしょうか。




心地よいタイムスリップを楽しみました。  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)

2010年07月27日

終着駅の面影 (上野駅)

「集団就職」や「出稼ぎ」という言葉も死語になっていくこの頃。
私の中では、終着駅のイメージの上野駅です。

「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく 啄木」




蒸気機関車が入線しては、多くの人を吐き出した終着駅。




誰かを待っているのでしょうか。
今も昔も、人を待つのは同じです。




今は柵が出来ましたが、ここで蒸気機関車の顔を撮るのがうれしかった。




札幌を昨日の17:12に出た「北斗星」が到着しました。
今の上野駅には、こんな楽しい列車がお似合いです。




上野駅の正面玄関口の外灯は昔のままでしょうか。




いろんな人生ドラマの出発駅になった終着駅。
そんな上野駅です。

  

Posted by Norichan at 09:30Comments(2)

2010年07月26日

引退前の東京見物 (489系・葛西臨海公園駅)

ボンネット型の特急車両489系。
私にとっては、181系の「特急こだま」です。
父親の転勤で、名古屋から東京まで乗った最初の特急がボンネット型でした。




この車両も、現役を引退です。




今回は、旅行社の特別企画で、敦賀からディズニーランドのある舞浜までの臨時列車での運行です。
右側のはるか向こうにディズニーランドのシンデレラ城が見えます。




東京駅で折り返して、回送で戻ってきました。




今度は、右側のはるか向こうに、スカイツリーが見えます。




489系特急が、引退前の東京見物を楽しんでいるようでした。  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)鉄道

2010年07月25日

暑い一日 (JR京都駅)

きょうも暑い一日。
京都駅もめちゃくちゃ暑い!
電車も太陽の光を浴びて暑そうです。




緑色の電車を見ると、私は今でも山手線を思い出します。




暑い京都駅の光と影。




そんな2番線ホームに、新快速電車がひと時の涼を求めて入線してきました。



  

Posted by Norichan at 19:00Comments(2)京の旅

2010年07月25日

蓮の花が咲きました (法金剛院)

花園駅の近くにある法金剛院。
本山は、奈良の唐招提寺です。

ここの池と周りの鉢の蓮が咲きます。



つぼみも可愛いですが、花を咲かせると可憐です。






ここの蓮は、80種類あまりのいろんな蓮が咲きます。




咲き終わった蓮は、まるでシャワーヘッドか、ジョウロの口のよう。




暑さで、池もむせ返っていました。




帰り際に見つけた真っ白の桔梗が、とても涼しく感じさせてくれました。

  

Posted by Norichan at 09:00Comments(4)京の旅

2010年07月24日

神様になった秀吉 (豊国廟)

62歳の生涯を閉じた豊臣秀吉。
彼は、ひっそりと東山の阿弥陀が峰に眠ります。




豊国大明神の神号まで与えられ、神様にまで昇りつめたのに、豊臣家滅亡の後、徳川氏によって、豊国社は破壊されてしまいます。
この鳥居の額が外されたままなのもその名残りなのでしょうか。




お墓までは、565段の階段が続きます。




地元の少年サッカーのメンバーが、この階段でトレーニングです。




頂上に五輪塔が見えてきました。




高さが約10mもある御墳墓は、明治時代の太閤三百年祭に造営されたそうです。
太閤さんは、いつまでもねねのいる高台寺を見続けています。




派手なことが好きだった太閤さんが、静寂の中で安らいでいるかのようです。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅

2010年07月23日

雨に濡れるかえで (三千院)

梅雨時に訪れた三千院。
雨に濡れる楓に生命を感じます。



真っ赤になる楓は、散る寸前。




そう思うと、梅雨時の雨に濡れた時期ほど、楓の生命力を感じる季節はありません。




楓にとっても苔にとっても、一番心地のよい季節。
それが雨の季節だったのかもしれません。




京都は暑い夏を迎えました。  

Posted by Norichan at 10:00Comments(0)京の旅

2010年07月22日

苔むした根っこ (三千院)

大きな木の根っこは、生命そのものを感じさせてくれるので好きです。




その根っこに絡む苔は、その年輪をより重いものにしてくれます。




人間のしわのようなものでしょうか。




人間の生きる根っこ。
表に出てきている根っこよりも、ずーっと深く、そしてどんどん細くなっていく根っこ。
この細い細い根っこまでが、その木そのものなのです。
人間も同じこと。
枝葉末節は表に出さなくても、木は当たり前のように年輪を重ねています。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅

2010年07月21日

三千院は苔の中 (三千院)

雨が降るごとに、苔の緑が増していました。
お地蔵さんも太陽を楽しみにしているよう。




往生極楽院のまわりは、緑の苔。




苔の中に、お地蔵さんが寝そべっています。




季節が流れていきます。



  

Posted by Norichan at 10:00Comments(0)京の旅

2010年07月20日

律川沿いは緑の中 (大原)

梅雨明け前に訪れた大原。
律川沿いにある実光院。
かえでの緑が眩しいです。




律川に架かる橋と緑が素敵なコントラスト。




この橋を渡ると、勝林院と宝泉院。




この橋の手前が、三千院です。




三千院付近は、眩しい緑の中でした。  

Posted by Norichan at 10:00Comments(2)京の旅

2010年07月19日

見慣れぬナンバー各地から (滋賀・竜王)

7月8日にオープンした「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」
名神高速道路「竜王インターチェンジ」を降りてすぐの立地。
だから、駐車場はクルマでいっぱいです。




ナンバープレートを見ると、関西では見かけないナンバーがいっぱい。
「富士山」ナンバーってあるんですね。
かっこいいな!
3776mの日本一の山。
富士山ナンバーの「3776」なんていうのは、直ぐになくなったんでしょうね。




そのお隣には、「富山」ナンバー。
親戚同士みたいなナンバーですね。




「横浜」からもおいでのよう。
探してみると、和歌山、岡山、名古屋、三重もありました。




高速道路の割引もあって、商圏がかなり広くなっています。




私は、カジュアルシューズを買いました。
母のためにレスポのバッグも・・・




当分は、竜王インター付近は、暑い夏になりそうです。

京都の話題は、ぜひこの私のブログをご参考に!
また、お立ち寄り下さい。
http://photonorichan.kyo2.jp/  

Posted by Norichan at 13:00Comments(0)

2010年07月18日

傘 (祇園祭・その7)

綾傘鉾の赤い傘の巡行行列。




お稚児さんに差しかけられた赤い傘。




その後を、綾傘鉾が巡行です。




綾傘鉾の前を行く白楽天山の赤い傘も印象的。




新町通りの松坂屋さんの前にも、粋な傘が山鉾を迎えていました。



  

Posted by Norichan at 20:00Comments(0)京の旅

2010年07月18日

祇園囃子と車輪の軋み (祇園祭・その6)

鉾を動かす車輪が光ります。




黒光りする車輪が音をたてます。




菊水鉾の車輪には、菊花があしらわれています。




辻廻しで磨り減る車輪。




でも、この木造の車輪ゆえ、鉾が安定感を保てるのです。




来年も、またコンチキチンの祇園囃子と、この力強い車輪の軋む音を聞きたいものです。




梅雨もあけ、京都は本格的な夏を迎えます。  

Posted by Norichan at 11:00Comments(0)京の旅

2010年07月18日

昔と同じ時間の流れ (祇園祭・その5)

新町通りは、昔の面影を残している通りです。
蔵のある町屋の横を通る様は、今も昔も同じ風景のようです。




町屋の二階の窓を取り外して見物する風景も変わりません。




老舗の並ぶこの通り。




町屋の二階からは、ちまきの催促。
昔は、厄除けのちまきをまいていましたが、今は昔。




昔と同じ時間が流れていました。

  

Posted by Norichan at 10:00Comments(0)京の旅

2010年07月18日

細い路地を行く (祇園祭・その4)

御池通りまで巡行した山鉾は、新町通りを通って帰路に。
そこは、昔ながらの細い道です。




軒先ぎりぎりをすり抜けます。




屋根に乗っている人の足さばき手さばきがものをいいます。




ビルが立ち並んでも、この風景は原風景のようです。

  

Posted by Norichan at 09:00Comments(0)京の旅

2010年07月17日

祇園祭は、「GION-MATSURI 」(祇園祭・その3)

北観音山の引き手に、外国の方が参加されていました。




山鉾の案内を持つのもハンサムガイ。




祇園祭は、「GION-MATSURI」に!




グローバルの世の中。
文化交流が、人と人との架け橋になると、本当にいいな・・・と感じました。

  

Posted by Norichan at 21:40Comments(2)京の旅

2010年07月17日

エンヤラヤー (祇園祭・その2)

祇園祭の山鉾が出発する掛け声は、「エンヤラヤー!」

函谷鉾が、「エンヤラヤー!」




その先導する方のスタイルはいろいろです。
今年、定点観測した月鉾が、「エンヤラヤー!」




学生時代にアルバイトで引いた鶏鉾が、「エンヤラヤー!」




放下鉾が、「エンヤラヤー!」




岩戸山が、「エンヤラヤー!」




船の形をした船鉾が、「エンヤラヤー!」




北観音山が、「エンヤラヤー!」




そして、32番目最後の南観音山が、「エンヤラヤー!」




この山が、巡行の最後。




南観音山が無事通り過ぎると、信号機を元の位置に戻す作業がすぐに始まります。
「あー、ヤレヤレー!」



  

Posted by Norichan at 21:00Comments(0)京の旅