京つう

アート/芸術  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2025年01月27日

思いやりを大切に(下京区・文子天満宮)

いっぱいの「思いやり」♪




ここは文子天満宮。




文子天満宮は、菅原の道真公を「天神」としてわが国で最初におまつりした神社で「天神信仰発祥の神社」といわれています。




境内に飾られた書き初めの大作♪




今年早々の世界中の様々なニュースを見ていて、この言葉が身に染みるスタートになりました♬
「思いやり」を大切に!


(2025年1月16日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(0)私の思い

2023年11月05日

太陽はアーチスト(守山市・佐川美術館)

様々な形に揺らぐ水面の影♪




太陽はアーチストです!




ここは守山市にある佐川美術館。




美術館の建物自体が様々な芸術を描き出しています。




それも時間と天候によって様々に変化する芸術。




太陽の光とそよぐ風によって、水面のさざなみが建物に反射して様々な芸術を描き出します。




その芸術は決して留まらす、常に波打ちます。




まるで時間までも芸術のひとつのパラメーターにしてしまいました♬


(2023年10月18日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(2)私の思い琵琶湖のほとり

2023年09月03日

未来のあたり前をつくる(京北町・京都里山SDGsラボ)

『未来の当たり前をつくる』




子供たちも熱心に聞き入るシンポジウム。




ここは京北町の京都里山SDGsラボ。
2020年3月末をもって他校との統合のため閉校になった京都市立京北第一小学校。




ここで一ヶ月ほど前に行われたのが、宇宙飛行士の方や俳人の方などをお招きしてのシンポジウム。
この日の題は『俳句と宇宙と未知との遭遇』




この音楽室には今までパネラーとして参加された皆さんのコメントが所狭しと書かれています。




黛まどかさんの書かれた『不揃いの総持ち』、そしてワコールの篠塚厚子さんが書かれた 『未来の当たり前をつくる』




生まれも育ちも違う不揃いのみんなが総持ちできる社会。
そんな中で、未来の人々にとっての持続可能なあたり前をつくる。
この言葉にSDG'sの原点を見つけました。
この子らの当たり前になるように♬


(2023年7月22日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(2)私の思い

2023年07月24日

ひまわりに願いを(三重県亀山市・関)

大輪のひまわりが咲きます♪




のどかなひまわり畑を見るにつけ、なんの罪もないウクライナの人々のことが思わずにはいられません。




太陽の下で懸命に生きるひまわり!




リュートの一種のバンドゥーラというウクライナの民族楽器の音色が大好き。
そのバンドゥーラの平和への音色が聴こえてきそうです♬


(2023年6月27日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(2)私の思い

2022年09月23日

ウクライナからの手紙(中京区・アートスペース余花庵)

ロシアの指導者が楽しげに戦車を操ります♪


(Alexander Dubovsky)

ウクライナの漫画家たちから手紙が届きました‥




ここは京都市役所のすぐそばにある『アートスペース余花庵』




ウクライナの漫画家から届いた諷刺漫画展です。


(Vladimir Kazanevsky)

ロシアの指導者がのんびりイビキをかいている時にも、兵士は戦います。


(Viacheslav Kazanevski)

ウクライナのお母さんは、ロシアの戦車を消し去ろうと必死に毛糸をほどき続けます。


(Oleksiy Kustovsky)

そして、大砲はウクライナの平和を願います。


(Oleksiy Kustovsky)

ロシアに破壊された街の中で、チェロに砲弾が撃ち込まれても、平和への音楽を奏で続けます。
ウクライナに平和を!


(Oleksiy Kustovsky)

この漫画展は9月25日(日曜日)まで『アートスペース余花庵』で開催されています。
詳しくは下記ホームページへ。
https://yokaan.com/news/20220913exhibition/


(2022年9月22日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(2)私の思い

2022年09月11日

草木染めへの思い(南区・イオンモールKYOTO)

草木染めの素敵にずっといい話に吸い込まれる♪




イオンモールKYOTOの無印良品OpenMUJIスペースで開催された染色家の青木正明氏の『天然染料と衣服』新書トークイベント。




草木染めは、植物を知ること素材を知ることになり、ひいてはエコーロジーへのきっかけ・起爆剤になれば‥と素直に語る著者。




古代の草木染めを再現しようと試みられた素晴らしい色彩の染物。




「今後の夢はないけれど、目標は先達の前田雨城氏のような“すげえ”色を出すこと‥‥」と淡々と語る言葉に、素晴らしい色彩の世界が広がります♬


(2022年9月10日撮影)


『優しくふわっとした草木染め(中京区・手染め屋 tezomeya )』
https://photonorichan.kyo2.jp/e562811.html


  


Posted by Norichan at 06:30Comments(4)私の思い

2022年08月26日

私の溶ける庭(大津市・滋賀県立美術館)

鹿が楽しげに美術館内を散歩します♪




夢を食べるバクは、美術館の本をこっそり運んで楽しく食べるようです。




ここは滋賀県立美術館。




彫刻家の高石麻代氏の展覧会「私の溶ける庭」
展示されている作品はすべて紙の原料のパルプです。




鹿の足には、使用した新聞などの紙がそのまま見えます。




ひずめの毛もすべて紙製。




彫刻のような人形のような‥でもこの作品は単なるかたまりではなく、優しい質感に溢れています。




可愛い瞳で緑の庭園を見つめます。




紙で出来た動物やイスたちは、たぶん夜になると美術館を抜け出して、庭園の散歩を楽しむことでしょう♬




この作品展は、8月28日(日)まで、滋賀県立美術館にて展示されています。
https://koten-navi.com/node/148858

(2022年8月25日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(2)私の思い琵琶湖のほとり

2022年06月19日

興味津々(左京区・ロームスクエア)

大蛇のようなミミズのような自由自在に動き回るロボットに興味津々の少年。




きょうは岡崎公園のロームスクエアで開催された京大125周年記念のアカデミックマルシェにお邪魔。




お話をきっちり聞いて対話してくれる傾聴ロボットと話をする少女。
一人暮らしのおばあちゃんも愚痴を聞いてもらえそう。




そんな京大の活動に興味津々の親子はメンバーから説明に興味津々。




これからの最先端の技術は環境をも重視したものに。




先端技術だけでなく、環境問題やSDGsを身近なものとして、ことをおこし、ことをなすブースも。




あれ?この方は!




京大の広範囲の活動領域に未来を感じながら、帰りに総長カレーを買って帰りました♬


(2022年6月18日撮影)

  


Posted by Norichan at 06:30Comments(2)私の思い

2021年04月29日

真珠の浜はゴミの浜(福井県小浜・真珠浜)

海岸に白い丸い石?




しかし、この白い物体は石ではなさそうです。




ここは、福井県小浜市の真珠浜。




周りには様々な漂流物が打ち上げられています。




真珠の代わりに、ブイとして使われていた発泡スチロールが光ります。




発泡スチロールだけでなく、多数のペットボトルも。




ここで捨てられたわけではなく、どこかで破棄されたものが、波に乗ってこの浜に打ち上げられたのでしょう。




♬遠き島より流れ着くヤシの実ひとつ♬




ヤシの実にはロマンがありますが、廃棄物には人間のおろかさしか見えません。




美しい日本の海岸線を願うばかりです。


(2021年4月16日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(5)私の思い

2021年03月11日

忘れていませんあの日のことは(東日本大震災)


忘れていませんあの日のことは・・・

あの日から10年が経つ。
あの日、京都市内にある9階の私のオフィスのブラインドが、大きく音をたてて揺れた。
それから、ゆっくりとした大きな揺れが・・・
ゆっくりとした長い揺れは船酔いのように感じられた。
まさかそれが東北で発生した大地震とは思いもしなかった。
それから1年半後に訪れた石巻の街。
鉄道が好きで、三陸の海岸沿いを走るのが大好きだった私は、何度も訪れていた。
その時、変わってしまった街をまのあたりにした。

10年間という時間は、長いのか・・・短いのか・・・
『復興五輪』と謳われた東京オリンピック。
福島原発が廃炉の第一歩にも立てていない現状で言葉だけが踊った復興五輪も、コロナ禍で右往左往する政府。
どのような国にしていきたいのか?
どのような街にしていきたいのか?
汚染水が膨らみ、廃炉すらままならない中での他の原発の再稼働。
長く続く高い防潮堤の向こうに広がる更地。
あの防潮堤は、何を守ろうとしているのかと不思議になる。
なぜか、未来が見えないで、形だけを進めていくように思えてならない。
今の「政治屋」さんは、本当に復興の思いがあるのだろうか?
「震災を風化させない!」と政治家はリップサービスのようによく口にする。
風化させているのは、他人事のようにしか語れない「政治屋」さんではないのかと思ってしまう。
一般の国民は、決して忘れないと思う。
その人々の生活そのものだから。

今も、三陸の海岸線は、穏やかに波が寄せては返しているのでしょう。
決して東日本大震災のことは忘れない。
そして、阪神淡路大震災のことも・・・

【私のブログとその後】
◉鉄路よ蘇れ (宮城県・渡波駅)
https://photonorichan.kyo2.jp/e387933.html

石巻線は、2015年3月21日に全線が復旧した。

◉明日につながる足跡 (宮城県・渡波海水浴場) 
https://photonorichan.kyo2.jp/e387935.html

この海岸線はどうなっているのでしょうか・・・

◉明日へのつち音 (宮城県・石巻港付近) 
https://photonorichan.kyo2.jp/e387936.html



いろんな工場も再開されていることでしょう。

◉歴史から学ぶことのむずかしさ (宮城県・石巻湾沿岸) 
https://photonorichan.kyo2.jp/e387937.html


歴史から学ぶことの大切さ。
それは、今の政治家に、特に学んでもらいたいことです。

◉明日への祈り (宮城県・石巻湾沿岸) 
https://photonorichan.kyo2.jp/e387940.html

この地区の復興はどうなっているのでしょう。
思い出すと、今でも涙が止まりません。

◉明日への掛け声 (宮城県・石巻市立門脇小学校) 
https://photonorichan.kyo2.jp/e387939.html

旧門脇小学校は整備され、震災の遺構として残されるそうです。

◉明日に向かって (宮城県・石巻市内)  
https://photonorichan.kyo2.jp/e389121.html

石ノ森萬画館は2012年11月17日に再オープンされました。

これからも、我々のできることから!
忘れませんあの日のことは・・・  


Posted by Norichan at 14:46Comments(0)私の思い

2016年03月14日

万が一のために (大津・びわ湖ホール避難訓練コンサート)

東日本大震災から5年。
もしも、劇場で公演を観ているときに災害が発生したら・・・
そんな想定で行われたのが、「避難訓練コンサート」




コンサートは、オペラ 『ヘンゼルとグレーテル』 のスーパーハイライト。
ヘンゼルとグレーテルがイチゴ摘みに出かけて森の中で眠ったところで、地震が発生!




同時に、火災も発生したという想定で、観客は、ホール職員の誘導で避難開始・・・
琵琶湖の見える屋外へ・・・




人数の確認も行なわれ、避難訓練終了。
耐震構造のホールでも、東日本大震災のような大地震が来たら、かなりの揺れになると思われます。
琵琶湖周辺にも、何本もの活断層があります。
そして、推定震度マグニチュード9.0といわれる南海トラフ巨大地震の可能性も。

その時~
ドアは本当に開くのか・・・
照明が落ちて真っ暗にならないのか・・・
一部の観客がパニックを起こさないか・・・これが一番怖いかもしれません。




そして訓練終了後、続きのオペラを鑑賞。
ふたりを食べようとしていた魔女は、囲炉裏の中に放り込まれました。




幸いにも、本当の地震は起こりませんでした。
でも、「万がゼロ」ではありません!
「万がいち」です。
その「いち」は回避できません。
人間の力ではどうすることもできない自然の威力には、立ち向かうのではなく、起きた時にどう対応するかの対応力に磨きをかけることが一番大切なのでは・・・と感じました。


(2016年3月12日撮影)  

Posted by Norichan at 07:00Comments(0)私の思い琵琶湖のほとり

2016年03月11日

一希一灯会「献灯」で思う (浜大津・おまつり広場)

つながる灯・・・
東日本大震災前夜の3月10日に、浜大津にあるおまつり広場で開催された一希一灯会「献灯」




東日本大震災から5年目を迎えます。
でも、東北へ足を運んでみると、本当の復興はまだまだのように感じます。
特に、原発については・・・




豊かな水を湛えた関西のみずがめ琵琶湖・・・
この琵琶湖に放射能が降り注いだら、除染はできません!




人間の力が及ばない自然の力を思い知らされた「自然災害」・・・
この経験を踏まえて、一人ひとりに何ができるのか・・・
それを考えさせてくれるきっかけ作りになったイベントです。




未来につなげるものは、決して放射能汚染物質でも、処理できない放射性廃棄物でもありません。
未来につなげるべきものは、安心して暮らせる毎日の生活です。
過去から学ぶこと、失敗から学ぶことのできるのが、賢者だと思います。


(2016年3月10日撮影)  

Posted by Norichan at 07:00Comments(0)私の思い琵琶湖のほとり

2016年02月16日

残ってるだけマシなのかな (梅小路公園)

日本で初めて走り出した京都市電。




残された車体が、ショップに変身。




「市電ショップ」ですか・・・




こちらは、きっちり保存されている市電の車内。
走らないですが、昔の懐かしさが残っています。




昔の市電の路線図がそのままに残されているのがうれしいです。




架線のない公園内を走る27号機。
リチウムイオン電池動力に改造されたサイボーグです。
でも、潰されたり、みすぼらしい姿で放置されるよりは、こんな形ででも残されているだけマシなんでしょうか。
昔の遺産を保存することは、本当に難しいです。
必要なのは、行政と事業者の情熱でしょうか・・・


(2016年2月11日撮影)

現に今でも、広島に行けば、昔と同じ姿で元気に走る「京都市電」に乗れます。
昔の思い出が、フラッシュバックです。

【京都市電だ! (広島・広島電鉄)】 ⇒ クリックでリンクします!


  

Posted by Norichan at 07:00Comments(0)私の思い

2016年01月18日

素敵な音楽でのつながり (メタルアート)

きょうは、西村有香里サックス教室の新年会でした。




素敵な仲間が集まっての、サックスの饗宴♪
西村有香里さんもおいでいただいての楽しいひと時・・・
音楽でつながる世界・・・
こんなつながりを、一番大切にしたいものです。




信楽のお店で見つけた、ボルトとナットでできたサックス吹き。
ここでも、私のテナーサックスとセッションです♪


(2016年1月17日撮影)

  

Posted by Norichan at 07:00Comments(0)私の思い音楽

2016年01月02日

今年も初日の出!

新年明けましておめでとうございます。
今年も太陽が昇りました。




でも、昨日とは違う、今年の太陽です。




雲がかかっても、太陽が明るい光がのぞきます。
今年の太陽は、きっと去年と違った輝きを放つ太陽です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。


(2016年1月1日撮影)  

Posted by Norichan at 18:00Comments(0)私の思い琵琶湖のほとり

2015年11月15日

お店の中は紅葉真っ盛り (東京赤坂・創や)

赤坂のこじゃれたお店に、私の写真を飾っていただいています。




地下鉄「赤坂」駅から徒歩3分ほどの「創や」というお店です。



今回のテーマは、『京・紅』




京都の紅葉はこれからが盛りですが、お店の中は真っ赤に紅葉しています。
ぜひ、お出かけください。


(2015年11月6日撮影)

展示は、11月末までです♪
お店の詳細はこちらへ!  

Posted by Norichan at 07:30Comments(0)こころの旅私の思い

2015年11月02日

写真展「京・紅」 (赤坂)

東京・赤坂の素敵なお店に、写真を飾っていただきます。
テーマは、「京・紅」
昨年撮影した京都の紅葉を選んでみました。
11月に入ると、京都も紅葉が真っ盛りになります。
そんな風景を、ちょっと先取りしながら、美味しいお酒をお飲み下さい。

【場所】
「創や」
東京都港区赤坂2-14-12 川村ビル1F 電話: 03-3586-7090
(お食事の際は、電話で予約されると安心です)

【期間】
2015年11月3日~29日まで 






「かやぶきの里」( ⇒ クリックでHPへ)


「岩倉実相院」( ⇒ クリックでHPへ)


「蓮華寺」( ⇒ クリックでHPへ)


「醍醐寺」( ⇒ クリックでHPへ)


「醍醐寺」( ⇒ クリックでHPへ)


「毘沙門堂」( ⇒ クリックでHPへ)


「貴船」( ⇒ クリックでHPへ)


  

Posted by Norichan at 07:00Comments(0)私の思い

2014年03月11日

忘れていませんあの日のことは・・・ (東日本大震災)

忘れていませんあの日のことは・・・




あの日から3年が経つんですね。
あの日、京都市内にある9階の私のオフィスのブラインドが、大きく音をたてて揺れました。
それから、ゆっくりとした大きな揺れが・・・
ゆっくりとした長い揺れは船酔いのように感じられました。
まさかそれが東北で発生した大地震とは思いもしませんでした。

それから1年半後に訪れた石巻の街。
鉄道が好きで、三陸の海岸沿いを走るのが大好きだった私は、何度も訪れていました。
その時、変わってしまった街をまのあたりにしました。

3年間という時間は、長いのでしょうか・・・短いのでしょうか・・・
もし、オリンピックが3年後に開催されるといえば、3年間には、街は見違えるようになるはずです。
それなのに・・・
なぜ・・・
今の「政治屋」さんは、本当に復興の思いがあるのでしょうか?
国を動かせる力があるのですから、まず目の前にある大事なことから全力を投入する。
それが、「政治屋」ではない「政治家」の役目のように思うのですが・・・
「震災を風化させない!」とちまたでは言っています。
風化させているのは、きっとその時間軸の遅い「政治屋」さんではないのかと思います。
一般の国民は、決して忘れないと思います。

今も、三陸の海岸線は、穏やかに波が寄せては返しているのでしょう。
決して東日本大震災のことは忘れません。
そして、阪神淡路大震災のことも・・・



【私のブログとその後】(赤字をクリックしてください)
鉄路よ蘇れ (宮城県・渡波駅) 
石巻線の渡波駅から沢田駅までは開通しましたが、浦宿から女川まではまだ不通です。

明日につながる足跡 (宮城県・渡波海水浴場) 
この海岸線はどうなっているのでしょうか・・・

明日へのつち音 (宮城県・石巻港付近) 
いろんな工場も再開されていることでしょう。

歴史から学ぶことのむずかしさ (宮城県・石巻湾沿岸) 
歴史から学ぶことの大切さ。
それは、今の政治家に、特に学んでもらいたいことです。

明日への祈り (宮城県・石巻湾沿岸) 
この地区の復興はどうなっているのでしょう。
思い出すと、今でも涙が止まりません。

明日への掛け声 (宮城県・石巻市立門脇小学校) 
現在も、門脇中学校3階フロアに間借りをされているそうです。
でもブログでは、間借りのため校内放送ができない状況にある中、ビデオ取材をして、放送委員活動をしているとの報告がありました。

明日に向かって (宮城県・石巻市内)  
石ノ森萬画館は、私が訪問した半月後の2012年11月17日に再オープンしました。


これからも、我々のできることから!
忘れませんあの日のことは・・・
(2014年3月11日)  

Posted by Norichan at 17:00Comments(2)私の思い

2014年03月03日

息づく伝統 (ひな祭り)

久しぶりにお姫様を見ました。




雛段飾りの主役は、やはり十二単のお姫様です。




うちでは、合わせ貝も飾ります。




年に一度の優雅な雛段。
健やかに育てと祈る親心を伝えるひな祭り。
日本の伝統は大切にしたいものです。


(2014年3月2日撮影)  

Posted by Norichan at 06:20Comments(0)私の思い

2013年01月12日

『明日の神話』が語るもの (京王井の頭線渋谷駅前)

私が東京に行くと決まっていく場所があります。
JR線渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅を結ぶマークシティ内の連絡通路。




2008年11月からここに飾られている岡本太郎の『明日の神話』




『明日の神話』は、原爆の炸裂する瞬間を描いた、岡本太郎の最大、最高の傑作です。




「怖い絵だね・・・」と、通りがかりの子供がお母さんに話して通り過ぎました。

でも、この絵は決して怖い絵ではないと思います。

原発は、核のゴミ処理を未来に先延ばしにしてしまうという非科学的な論理で進められています。
そんな無責任な科学は、論理に破綻をきたすと思います。
そのことに目を覚まさせてくれるのが、この絵です。
その恐ろしさに目を向けずにいると、大変なことになるのです。
でも、人間は、決してこの恐ろしいものに負けてはいません。
ここから生まれる明日への神話。

一昨年の福島の事故を、亡き岡本太郎さんならどのように語るでしょうか。




『明日の神話』再生プロジェクトオフィシャルホームページに、亡くなられた奥様 岡本敏子さんの言葉が載っています。
そこから、岡本太郎さんの思いが伝わってきますので、全文を掲載させていただきます。


「壁画について」 岡本敏子

『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた、
岡本太郎の最大、最高の傑作である。
猛烈な破壊力を持つ凶悪なきのこ雲はむくむくと増殖し、
その下で骸骨が燃えあがっている。悲惨な残酷な瞬間。
逃げまどう無辜の生きものたち。
虫も魚も動物も、わらわらと画面の外に逃げ出そうと、
健気に力をふりしぼっている。
第五福竜丸は何も知らずに、死の灰を浴びながら鮪を引っ張っている。
中心に燃えあがる骸骨の背後にも、シルエットになって、
亡者の行列が小さな炎を噴きあげながら無限に続いてゆく。
その上に更に襲いかかる凶々しい黒い雲。
悲劇の世界だ。
だがこれはいわゆる原爆図のように、ただ惨めな、
酷い、被害者の絵ではない。
燃えあがる骸骨の、何という美しさ、高貴さ。
巨大画面を圧してひろがる炎の舞の、優美とさえ言いたくなる鮮烈な赤。
にょきにょき増殖してゆくきのこ雲も、
末端の方は生まれたばかりの赤ちゃんだから、無邪気な顔で、
びっくりしたように下界を見つめている。
外に向かって激しく放射する構図。強烈な原色。
画面全体が哄笑している。悲劇に負けていない。
あの凶々しい破壊の力が炸裂した瞬間に、
それと拮抗する激しさ、力強さで人間の誇り、純粋な憤りが燃えあがる。
タイトル『明日の神話』は象徴的だ。
その瞬間は、死と、破壊と、不毛だけをまき散らしたのではない。
残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間、
誇らかに『明日の神話』が生まれるのだ。
岡本太郎はそう信じた。この絵は彼の痛切なメッセージだ。
絵でなければ表現できない、伝えられない、純一・透明な叫びだ。
この純粋さ。リリカルと言いたいほど切々と激しい。
二十一世紀は行方の見えない不安定な時代だ。
テロ、報復、果てしない殺戮、核拡散、ウィルスは不気味にひろがり、
地球は回復不能な破滅の道につき進んでいるように見える。
こういう時代に、この絵が発するメッセージは強く、鋭い。
負けないぞ。絵全体が高らかに哄笑し、誇り高く炸裂している。


詳細は、『明日の神話』再生プロジェクトオフィシャルホームページをご覧下さい。
http://www.1101.com/asunoshinwa/asunoshinwa.html  

Posted by Norichan at 06:20Comments(0)私の思い