2016年02月29日
常夜灯の照らすもの (大津・小舟入の常夜灯)
立派な常夜灯。
これは、伊勢両宮(内宮・外宮)の常夜灯。

文化5年(1808年)ですから、江戸時代に造られたものです。

これは、浜大津にある「小舟入の常夜灯」

昔は、ここから草津の矢橋まで渡し船が発着していたそうです。
そこから、お伊勢参りにでかけるのです。
そのための灯台のような役割もしていた常夜灯。

目の前まであった湖岸は埋め立てられてしまい、今では、すっかりビルの間です。

楽しく付近で遊ぶ子供たち。
そんな昔があったことを、これからも伝えていってほしいものです。

(2016年2月14日撮影)
これは、伊勢両宮(内宮・外宮)の常夜灯。

文化5年(1808年)ですから、江戸時代に造られたものです。

これは、浜大津にある「小舟入の常夜灯」

昔は、ここから草津の矢橋まで渡し船が発着していたそうです。
そこから、お伊勢参りにでかけるのです。
そのための灯台のような役割もしていた常夜灯。

目の前まであった湖岸は埋め立てられてしまい、今では、すっかりビルの間です。

楽しく付近で遊ぶ子供たち。
そんな昔があったことを、これからも伝えていってほしいものです。

(2016年2月14日撮影)
2016年02月28日
芭蕉の好んだ安らぎの地 (大津膳所・義仲寺)
松尾芭蕉の好んだ安らぎの場所・・・

ここは、大津膳所の義仲寺。

ここの翁堂の天井には、伊藤若冲筆の「四季花卉(かき)図」の天井画が・・・

原画は痛みが激しく、これは精密なデジタル画ですが、若冲のイメージは伝わります。

「水取りや 氷の僧の沓の音」

彼は、ここで、今も句を詠んでいるのでしょう。

(2016年2月14日撮影)

ここは、大津膳所の義仲寺。

ここの翁堂の天井には、伊藤若冲筆の「四季花卉(かき)図」の天井画が・・・

原画は痛みが激しく、これは精密なデジタル画ですが、若冲のイメージは伝わります。

「水取りや 氷の僧の沓の音」

彼は、ここで、今も句を詠んでいるのでしょう。

(2016年2月14日撮影)
2016年02月27日
安らぎの空間 (大原・勝林院)
眩いばかりの阿弥陀如来さまが静かに祈ります。

天台声明の響く中、阿弥陀如来が一段と輝き出します。

大原寺勝林院。


讃美歌のようなゆったりと流れる声明のメロディーは、なぜか安らぎを感じます。

(2016年2月13日撮影)

天台声明の響く中、阿弥陀如来が一段と輝き出します。

大原寺勝林院。


讃美歌のようなゆったりと流れる声明のメロディーは、なぜか安らぎを感じます。

(2016年2月13日撮影)
2016年02月26日
ボート揺れる湖岸 (大津・近江大橋)
円を描いて係留されているボート。

釣り用の貸しボートでしょうか。

冬枯れた並木が、骨だけ残った魚に見えて・・・1匹、2匹 ♪ ♪

近江大橋の向こうは、近江富士が見えました。

(2016年2月14日撮影)

釣り用の貸しボートでしょうか。

冬枯れた並木が、骨だけ残った魚に見えて・・・1匹、2匹 ♪ ♪

近江大橋の向こうは、近江富士が見えました。

(2016年2月14日撮影)
2016年02月25日
夕暮れどき (浜大津・大津魚忠)
昔ながらの町並みの夕暮れどき。

帳が下りる前の空の青さが神秘的です。

空には三日月が元気づきます。

明治時代に建てられた町屋。

一期一会のおもてなしです。

(2016年2月11日撮影)

帳が下りる前の空の青さが神秘的です。

空には三日月が元気づきます。

明治時代に建てられた町屋。

一期一会のおもてなしです。

(2016年2月11日撮影)
2016年02月24日
朝の光り (浜大津・旧東海道)
朝一番の光りが、町屋を照らします。

庭先に置かれた石に・・・

町屋の壁に・・・

庭先のお花に・・・

朝日が描く長い影。

朝日に向かって、きょうも元気に登校です!

(2016年2月16日撮影)

庭先に置かれた石に・・・

町屋の壁に・・・

庭先のお花に・・・

朝日が描く長い影。

朝日に向かって、きょうも元気に登校です!

(2016年2月16日撮影)
2016年02月23日
冬の緑 (三千院)
冬の緑は、苔の緑です。

石垣の苔と、秋の名残のもみじでしょうか・・・

今年の冬は、例年より雪の少ない大原三千院。

その分、苔の緑が楽しめる冬です。

石垣やお店の看板にも苔が息づきます。

それが、三千院の年輪を、より深いものにしてくれる感じがします。

わらべ地蔵さまも深い緑に微笑んでいます。

きょうの往生極楽院も苔の中です。

(2016年2月13日撮影)

石垣の苔と、秋の名残のもみじでしょうか・・・

今年の冬は、例年より雪の少ない大原三千院。

その分、苔の緑が楽しめる冬です。

石垣やお店の看板にも苔が息づきます。

それが、三千院の年輪を、より深いものにしてくれる感じがします。

わらべ地蔵さまも深い緑に微笑んでいます。

きょうの往生極楽院も苔の中です。

(2016年2月13日撮影)
2016年02月22日
手渡すものは「絆」です! (東山近衛・京都マラソン)
給水ポイントで手渡される水です。

舞妓さんが描かれた可愛い紙コップ・・・

そこに注がれるのは、京都の水道水。
世界最高水準の水です。

京都マラソンの40.8km地点は、最終の給水ポイント。

最後の力水をもらうランナー達。

水を配る手、タッチする手・・・

手渡すものは「絆」
手渡す絆は、これからも・・・

(2016年2月21日撮影)

舞妓さんが描かれた可愛い紙コップ・・・

そこに注がれるのは、京都の水道水。
世界最高水準の水です。

京都マラソンの40.8km地点は、最終の給水ポイント。

最後の力水をもらうランナー達。

水を配る手、タッチする手・・・

手渡すものは「絆」
手渡す絆は、これからも・・・

(2016年2月21日撮影)
2016年02月21日
人知れず大切にされているホーム (JR京都駅)
木造りの駅のホーム。

年季が入っています。

でも、後ろには超近代的な駅舎が見えます。

ここは、JR京都駅のホームです。

リベットでしっかり留められた鉄組みは、昔の人の仕事のち密さがうかがわれます。

屋根の軒下にも、先人の粋なデザインが見られて、これからも大切にしてほしいホームです。

(2016年2月14日撮影)

年季が入っています。

でも、後ろには超近代的な駅舎が見えます。

ここは、JR京都駅のホームです。

リベットでしっかり留められた鉄組みは、昔の人の仕事のち密さがうかがわれます。

屋根の軒下にも、先人の粋なデザインが見られて、これからも大切にしてほしいホームです。

(2016年2月14日撮影)
2016年02月20日
おこしやす (みやこメッセ・京都マラソン)
京都へようこそ・・・「おこしやす」

2012年に始まった京都マラソン。

「おこしやす・・・」と世界からのランナーをお迎えする京都です。

今年は、この楯は誰の手に・・・

ランナーをお迎えする、みやこメッセの「おこしやす広場」では、直前のランニングセミナーに大勢の人が・・・

ブースでは、当日に備えてのランニングウエア選びする外国ランナーの姿・・・

さあ、スタートはもうすぐ。

今年も笑顔で・・・ゴールへおこしやす!

(2016年2月19日撮影)

2012年に始まった京都マラソン。

「おこしやす・・・」と世界からのランナーをお迎えする京都です。

今年は、この楯は誰の手に・・・

ランナーをお迎えする、みやこメッセの「おこしやす広場」では、直前のランニングセミナーに大勢の人が・・・

ブースでは、当日に備えてのランニングウエア選びする外国ランナーの姿・・・

さあ、スタートはもうすぐ。

今年も笑顔で・・・ゴールへおこしやす!

(2016年2月19日撮影)
2016年02月19日
昔の汽笛が息づく所 (旧逢坂山隧道)
もうすぐトンネルに汽車が指しかかります。

大きな汽笛が鳴って、黒い煙とともに、汽車がトンネルの中へ・・・

ここは、1921年まで使われていた旧逢坂山トンネル。

今は、東口だけが残っています。

トンネルの琵琶湖側に続く線路は、まっすぐビルの方向へ・・・

そのビルの下には、今も当時の東海道線のレンガ造りの橋げたが、そのまま残っています。

今は、そのレンガの橋げたの横を、京阪電車が走り抜けます。

(2016年2月7日撮影)

大きな汽笛が鳴って、黒い煙とともに、汽車がトンネルの中へ・・・

ここは、1921年まで使われていた旧逢坂山トンネル。

今は、東口だけが残っています。

トンネルの琵琶湖側に続く線路は、まっすぐビルの方向へ・・・

そのビルの下には、今も当時の東海道線のレンガ造りの橋げたが、そのまま残っています。

今は、そのレンガの橋げたの横を、京阪電車が走り抜けます。

(2016年2月7日撮影)
2016年02月18日
毘沙門天 (相国寺・養源院)
相国寺の塔頭寺院の養源院。

京都の養源院というと、蓮華王院(三十三間堂)の東向かいにある寺院が有名ですが、ここは薩摩藩ゆかりの寺でもあり、戊辰戦争の際、藩の野戦病院にもなったそうです。

薬師如来を本尊とし、毘沙門天(鎌倉期)を祀っています。

今回は秘仏「毘沙門天像」が公開。
写実的で若々しい憤怒の表情が印象的な像高約170cmの像で、鎌倉時代の慶派仏師の作と伝わります。

美しい池泉式庭園の眺めもみどころの養源院です。

(2016年2月13日撮影)

京都の養源院というと、蓮華王院(三十三間堂)の東向かいにある寺院が有名ですが、ここは薩摩藩ゆかりの寺でもあり、戊辰戦争の際、藩の野戦病院にもなったそうです。

薬師如来を本尊とし、毘沙門天(鎌倉期)を祀っています。

今回は秘仏「毘沙門天像」が公開。
写実的で若々しい憤怒の表情が印象的な像高約170cmの像で、鎌倉時代の慶派仏師の作と伝わります。

美しい池泉式庭園の眺めもみどころの養源院です。

(2016年2月13日撮影)
2016年02月17日
素晴らしい展示の数々 (相国寺・承天閣美術館)
岩澤重夫氏が金閣寺客殿に描いた障壁画の特別展へ・・・
障壁画に金銀プラチナ・・・
豪華絢爛の一言です。

その障壁画は、相国寺の承天閣美術館で3月21日まで展示されています。

承天閣美術館は、本山相国寺・鹿苑寺(金閣)・慈照寺(銀閣)・他塔頭寺院に伝わる美術品が保管・展示。
伊藤若冲による水墨画の傑作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部も展示されています。

梅香る入口。

入口に展示されていた金工師 片岡宏幹氏の「花芯座坐草」

私は、この作品に、妙に強い印象を受けました。

(2016年2月13日撮影)
障壁画に金銀プラチナ・・・
豪華絢爛の一言です。

その障壁画は、相国寺の承天閣美術館で3月21日まで展示されています。

承天閣美術館は、本山相国寺・鹿苑寺(金閣)・慈照寺(銀閣)・他塔頭寺院に伝わる美術品が保管・展示。
伊藤若冲による水墨画の傑作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部も展示されています。

梅香る入口。

入口に展示されていた金工師 片岡宏幹氏の「花芯座坐草」

私は、この作品に、妙に強い印象を受けました。

(2016年2月13日撮影)
2016年02月16日
残ってるだけマシなのかな (梅小路公園)
日本で初めて走り出した京都市電。

残された車体が、ショップに変身。

「市電ショップ」ですか・・・

こちらは、きっちり保存されている市電の車内。
走らないですが、昔の懐かしさが残っています。

昔の市電の路線図がそのままに残されているのがうれしいです。

架線のない公園内を走る27号機。
リチウムイオン電池動力に改造されたサイボーグです。
でも、潰されたり、みすぼらしい姿で放置されるよりは、こんな形ででも残されているだけマシなんでしょうか。
昔の遺産を保存することは、本当に難しいです。
必要なのは、行政と事業者の情熱でしょうか・・・

(2016年2月11日撮影)
現に今でも、広島に行けば、昔と同じ姿で元気に走る「京都市電」に乗れます。
昔の思い出が、フラッシュバックです。
【京都市電だ! (広島・広島電鉄)】 ⇒ クリックでリンクします!


残された車体が、ショップに変身。

「市電ショップ」ですか・・・

こちらは、きっちり保存されている市電の車内。
走らないですが、昔の懐かしさが残っています。

昔の市電の路線図がそのままに残されているのがうれしいです。

架線のない公園内を走る27号機。
リチウムイオン電池動力に改造されたサイボーグです。
でも、潰されたり、みすぼらしい姿で放置されるよりは、こんな形ででも残されているだけマシなんでしょうか。
昔の遺産を保存することは、本当に難しいです。
必要なのは、行政と事業者の情熱でしょうか・・・

(2016年2月11日撮影)
現に今でも、広島に行けば、昔と同じ姿で元気に走る「京都市電」に乗れます。
昔の思い出が、フラッシュバックです。
【京都市電だ! (広島・広島電鉄)】 ⇒ クリックでリンクします!
2016年02月15日
梅の花に誘われて (梅小路公園)
そろそろ梅の開花です。
ここは、JR京都駅近くの梅小路公園。

清楚な白梅・・・

可憐な紅梅・・・

菜の花も花を添える梅小路公園の休日です。

(2016年2月11日撮影)
ここは、JR京都駅近くの梅小路公園。

清楚な白梅・・・

可憐な紅梅・・・

菜の花も花を添える梅小路公園の休日です。

(2016年2月11日撮影)
2016年02月14日
幸せをいただく (三千院・初午大根焚き)
大原で採れた大根が、大きな釜で焚かれます。

三千院の初午大根焚き。

参拝者に、無料でふるまわれます。

この大根は、三千院の中にある不動明王で御祈祷されたものです。

中までしっかり味の滲みた大根。

心まで温めてくれます。
みなさんに幸せが呼べますように・・・

(2016年2月13日撮影)

三千院の初午大根焚き。

参拝者に、無料でふるまわれます。

この大根は、三千院の中にある不動明王で御祈祷されたものです。

中までしっかり味の滲みた大根。

心まで温めてくれます。
みなさんに幸せが呼べますように・・・

(2016年2月13日撮影)
2016年02月13日
昼下がりの喫茶室 (吉田山荘・真古館)
傾き出したおひさまが、赤いバラを照らします。

木の椅子に射し込む光りは暖かです。

ここは、吉田山の近くにある吉田山荘の喫茶室「真古館」
吉田山荘は、昭和天皇の義理の弟君、東伏見宮家の元別邸。
そこの別棟に建つカフェが「真古館」

木造りの温かみある空間です。

きょうは、丹波の大納言を使用した甘さ控えめのお福ぜんざいをいただきます。
いっしょに運ばれてきたきょうのうたは・・・
『むめの花を折りてひとに送るとてよめる
君ならで誰にか見せむ梅の花 色をも香をも知る人ぞ知る』
紀友則 ―古今集―
あなたでなくてほかの誰に見せましょう、この梅の花を。色にせよ香りにせよ、その美しさは分かる人だけが分かるのです。

如意ヶ岳の大文字・・・

霊山比叡山・・・

ゆったりとした午後の時間です。

(2016年2月7日撮影)

木の椅子に射し込む光りは暖かです。

ここは、吉田山の近くにある吉田山荘の喫茶室「真古館」
吉田山荘は、昭和天皇の義理の弟君、東伏見宮家の元別邸。
そこの別棟に建つカフェが「真古館」

木造りの温かみある空間です。

きょうは、丹波の大納言を使用した甘さ控えめのお福ぜんざいをいただきます。
いっしょに運ばれてきたきょうのうたは・・・
『むめの花を折りてひとに送るとてよめる
君ならで誰にか見せむ梅の花 色をも香をも知る人ぞ知る』
紀友則 ―古今集―
あなたでなくてほかの誰に見せましょう、この梅の花を。色にせよ香りにせよ、その美しさは分かる人だけが分かるのです。

如意ヶ岳の大文字・・・

霊山比叡山・・・

ゆったりとした午後の時間です。

(2016年2月7日撮影)
2016年02月12日
冬の大原の里 (大原)
きょうは、すぐきを売いました。
ちょっと酸っぱくて美味しいお漬物。
冬の味覚です。

薪も売っています。

ここは、里の駅・大原

大根でしょうか・・・
冷たい風が吹いていましたが、緑の葉っぱが新鮮でした。

(2016年2月7日撮影)
ちょっと酸っぱくて美味しいお漬物。
冬の味覚です。

薪も売っています。

ここは、里の駅・大原

大根でしょうか・・・
冷たい風が吹いていましたが、緑の葉っぱが新鮮でした。

(2016年2月7日撮影)
2016年02月11日
美味しいうなぎに注意! (逢坂の関)
「うなぎ注意」?!

こんな標識の後ろにも、不思議な標識が・・・

うなぎの横断歩道・・・?!

これは、逢坂山のうなぎの「きんし丼」で有名な「かねよ」さんのちょっとした洒落の看板です。

でも、美味しさは、「うなぎノボリ」です!

(2016年2月7日撮影)

こんな標識の後ろにも、不思議な標識が・・・

うなぎの横断歩道・・・?!

これは、逢坂山のうなぎの「きんし丼」で有名な「かねよ」さんのちょっとした洒落の看板です。

でも、美味しさは、「うなぎノボリ」です!

(2016年2月7日撮影)
2016年02月10日
気分は登山電車♪ (逢坂山・京阪電車京津線)
逢坂山の山越えです。

最急勾配61‰(パーミル)という急こう配を登ります。

JR琵琶湖線とは違う景色が楽しめる京津線。

ちょっとした登山電車気分を味わってみませんか・・・

そして、山越え途中の大谷駅で下車して、うなぎでも・・・

(2016年2月7日撮影)

最急勾配61‰(パーミル)という急こう配を登ります。

JR琵琶湖線とは違う景色が楽しめる京津線。

ちょっとした登山電車気分を味わってみませんか・・・

そして、山越え途中の大谷駅で下車して、うなぎでも・・・

(2016年2月7日撮影)