京つう

アート/芸術  |洛中

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2012年07月25日

しばし巣籠もる鳳凰 (平等院鳳凰堂)

鳳凰が木陰の中から飛び立ちます。




夏を迎えた平等院鳳凰堂。




この鳳凰は、しばしの間、巣籠もりです。
屋根の葺き替えと塗装のために、しばらく覆いがかけられます。




池の中で揺らぐ鳳凰。




昨日の雨で、水は濁ってしまいましたが、屋根の鳳凰が池の中を泳ぎます。




つぎに大空に羽ばたくのは2年後になります。

  

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2012年07月24日

しばらく隠れる極楽浄土 (平等院鳳凰堂)

阿弥陀如来さまの静かなお顔が見えます。




ここは、世界遺産の平等院鳳凰堂。




しかし、今年の9月3日から平成26年3月31日まで、屋根の葺き替えと塗装事業のため、仮設素屋根に覆われ、足場等が掛かった状態になります。




ですから、この年月を重ねた今の姿は、見納めとなります。
多分、次にお目にかかるときは、、朱色に輝く姿だと思います。




かすかに残る朱色の鳳凰堂。
2年後には、この蓮の花は、鳳凰堂の鮮やかさに負けてしまうかもしれません。
それも長い時間の流れの中での一コマなのでしょう。

  

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2012年07月23日

蓮の花が教えてくれる生き方 (三室戸寺)

極楽浄土に、蓮の花が咲きます。




ピンクと白の花が咲きます。




泥水の中から、こんなに美しい花を咲かせる蓮。




「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
泥だらけの中からも、このような透明感のある素敵な花が咲くのです。



蓮の花が、私に生き方を教えてくれました。  

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2012年07月22日

願いを託して (祇園祭・無言参り)

四条御旅所で静かに手を合わせる人。
祇園祭の「無言参り」




7月17日の夕方に、八坂神社からお出ましになった三基のお神輿が、24日の「お帰り」まで、この御旅所にいらっしゃいます。




この7日間、毎日お参りすると願いが叶うといわれています。
ただ、参拝中はもちろんのこと、家に帰るまで誰とも話してはいけません。
だから、「無言参り」




願いを託して、静かに手を合わせます。




四条通は、祈りの夕暮れを迎えました。

  

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2012年07月21日

夕暮れ時の新橋通 (祇園祭・神輿渡御)

祇園 辰巳神社横の新橋通にも、お神輿がやってきました。




祇園祭の山鉾巡行の終った夕方から行われる神輿渡御こそ、本当の祇園祭なのです。




こちらのお神輿には、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)が乗られています。




三社のお神輿は、それぞれの氏子の町内を練り歩きます。




お神輿は、このあと四条通にある御旅所へ。
ちょっとした神様の旅行です。
そして、24日の還幸祭で、八坂神社に帰られます。




私は、久しぶりに行きつけの新橋通のお店で、ゆっくりとお酒を一杯。
お店を出たら、もうとっぷりと日が暮れていました。
あたりは、静かな新橋通に戻っていました。


  

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2012年07月20日

路地をゆく神輿 (祇園祭・ 神輿渡御)

17日の山鉾巡行が行われた日の夕刻、八坂神社を三社のお神輿が出発します。




祇園の花見小路をお神輿が通ります。




このお神輿には、八柱御子神 (はやしらのみこがみ)が乗っておられ、氏子の町内を見て回られます。




細い京都の路地をゆっくりと、でも威勢良く通過していきました。




今年の街の様子を、神様はどのように感じられたのでしょうか・・・  

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2012年07月19日

受け継がれる技 (祇園祭・山鉾巡行)

「エンヤラヤー!」
この掛け声を合図に、鉾が動き出します。




ハンドルのない鉾は、彼らの木の道具で進行方向を調整しながら進みます。




大きな車輪は、その方向を微調整していきます。




屋根の上では、家の屋根や電線などを、器用によけて行きます。




まさしく職人芸のような技。




そして、狭い鉾の中で奏でられるコンチキチンの祇園囃子。




ひとつひとつの技の積み重ね。
この技は、次の世代へと着実に受け継がれていきます。



  

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2012年07月18日

昔と同じ風景 (祇園祭・山鉾巡行)

新町通りの古い京町屋の中を鉾が通っていきます。




この通りには、昔ながらの呉服問屋などが軒を並べます。




その狭い通りを、屋根より高い鉾がゆさゆさと通ります。




二階以上の高さの無かったひと昔には、遠くからも見えたといわれる鉾。
通りの狭さは、昔と同じです。




昔と同じように、見送りのタペストリーが私たちを見送ってくれました。

  

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2012年07月17日

屏風を見ながらの宵山 (祇園祭・屏風祭)

京町屋の格子窓の向こうに、鶴の絵が見えます。




祇園祭は、屏風祭とも言われ、家々にある屏風や貴重な着物などが展示されます。




これを見て歩くのも、祇園祭の楽しみのひとつ。




屏風を見ながらゆっくりと散策。
バックグランドミュージックに祇園囃子。
贅沢の極みです。

  

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2012年07月16日

ちょうちんの灯り (祇園祭・宵山)

子供たちの厄除けのちまきを売る声が、ちょうちんの灯りに照らされます。
(船鉾)




江戸時代から受け継がれている京町屋を、ちょうちんが照らします。
(船鉾・長江家住宅)




鉾の前の目出度い鶴亀の酒の桶を、ちょうちんが照らします。
(長刀鉾)




祇園さんのトレードマークは、きゅうりの切り口のようです。
(孟宗山)




ちょうちんに照らされて、京都の暑さは、コンチキチンの祇園囃子で最高潮に達します。




  

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2012年07月15日

ろうそくの灯り (祇園祭・占出山)

子供たちが灯すろうそくの灯り。




占出山の宵山では、子供たちが安産のお守りを売るわらべ歌が聞こえてきます。




ろうそくの灯りには暖かさを感じます。




この子供たちの灯火が、持続可能な未来を照らしていきますように!

  

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2012年07月14日

長刀を振る (祇園祭・長刀鉾)

見事な長刀さばきのお侍さん。




長刀鉾も完成しました。




昨日の荒縄の芸術品は、天高くにありました。




さっそく、魔よけのちまきや長刀が、飛ぶように売れています。




明日からは、夕方から歩行者天国になり、縁日も出て、多くの人で賑わうでしょう。
私は、明日から長刀鉾前でボランティアです。

  

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2012年07月13日

縄の芸術 (祇園祭鉾建て)

荒縄の芸術です。
これは、鉾の中心柱の上部です。




「縄がらみ」の伝統工法で、縄だけで鉾を組み立てて行きます。




中心の柱は、このように繊細に編み上げられます。




長刀鉾の胴体を、大胆かつ優雅に荒縄の蝶が羽を広げます。




函谷鉾の胴体には、また違った蝶が羽を広げます。




もう直ぐ、宵山です。

  

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2012年07月12日

荒縄を叩く (祇園祭鉾建て)

荒縄を木槌で叩きます。




くぎを使わず縄だけで木材を固定する「縄がらみ」




縄で編んで、木槌で叩いてしっかりとさせます。




そして、また編む。




この伝統技法の主役は荒縄と木槌、そして、人の手です。




伝統は確実に受け継がれていました。



  

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2012年07月11日

木槌と荒縄 (祇園祭鉾建て始まる)

「木槌」




そして、「荒縄」




このふたつで、あの背の高い鉾が組み立てられていきます。




四条烏丸周辺で始まった鉾建て。




ハッピ姿が、梅雨の晴れ間の強い日差しに誇らしげです。

  

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2012年07月10日

花火のような大輪の花 (三室戸寺)

宇治にある三室戸寺。
今は、アジサイとハスの花が見頃です。




まるで、夜空に上がった花火のようです。




二連発の大輪の花火。




そして、鮮やかな赤い花火も開きます。




今年の梅雨ももう少し。




おひさまより雨が似合う、三室戸寺のアジサイです。


  

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2012年07月09日

鉾町寸描 (四条烏丸付近)

四条烏丸の交差点には、長刀鉾のちょうちんが、祇園祭の雰囲気を盛り上げます。




長刀鉾町では、鉾建てを前に、倉庫が開けられていました。




四条通の月鉾前。




今週には、鉾建てが開始されます。




今年から復活する大船鉾。
どんな祇園囃子なのか、楽しみです。




狭い新町通には、横に電線がありません。
あの背の高い山鉾が通るからです。




蒸し暑くなった京都の街。
今週から、祇園祭の山鉾が建ち並べば、もっと熱くなることでしょう。

  

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2012年07月06日

京都の夏は祇園祭から (JR京都駅)

京都の夏は、やはり祇園祭から始まります。




7月1日から7月31日までの1ヶ月間の長いお祭りです。




今年も、JR京都駅の中央改札口に、山鉾巡行のちょうちんが並びました。
今年は、昨年より鉾が1基多くなりました。




「大船鉾」
ちょうちんが新調されたのがわかりますか?
応仁の乱(1467年)や天明の大火(1788年)、そして、元治元年(1864年)の禁門の変でも焼失し、それ以降、復活されていませんでした。




今年は、焼失した山鉾に代わり、神面などのご神体を木製の箱(唐櫃)に納めて巡行します。
2014年に、150年ぶりの完全復活です。
楽しみですね。

http://www.ofunehoko.jp/  

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2012年07月05日

大原の紫蘇は絶品 (大原)

梅干に欠かせない赤紫蘇。




大原の赤紫蘇は、味といい色といい最高です。




大原の土地は、紫蘇に最高の味と色を与えてくれます。




お野菜もほんとに美味しい。
そう、この土のついたにんじんを見たら、美味しさがわかります。




自然の美味しさは、自然の大切さを教えてくれます。
この紫蘇やにんじんが放射能汚染されないことを願わずにはいられません。
  

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2012年07月04日

小雨降る大原の里 (大原)

雨は、大原の里に恵を与えてくれます。




雨が、今年のもみじを生き生きとさせてくれます。




雨の時は、観光客が少なくなるので、ひっそりとしたたたずまいを楽しませてくれます。




低い雲が流れていきました。




  

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