京つう

アート/芸術  |洛中

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2013年01月31日

朱色の似合う神の池 (神泉苑)

池の中をアヒルが気持ちよさそうです。




朱色の橋は、神泉苑に掛る法成橋。
願い事をひとつだけ念じながら一歩ずつ・・・




この池には、水の神様「善女龍王」が住んでいるそうです。




そんな彼方に、龍王が泳いでいます。




神泉苑は平安京最古の庭園で、平安時代に貴族が船遊びをしたり、狩りをしたと言われています。




寒さもちょっと和らいだ昼下がりです。

  

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2013年01月30日

時間の流れの中で (新撰組屯所・旧前川邸)

新選組の面々が、この扉から中に入っていきます。




新撰組屯所であった旧前川邸の長屋門です。




壬生寺の斜め向かいにあるこの長屋門は、当時の雰囲気を残しています。




天保10年創建といわれる東の蔵。
貴重品保管庫として使われたそうです。




時間の流れの中にたたずむ街並み。
その当時の面影を残す街並みの昼下がりです。


  

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2013年01月19日

カラスが泣くから帰あえろ (相国寺)

相国寺の法堂に夕陽があたります。




壁が黄金に輝きます。




瓦も黄金に輝きます。






あれっ。
屋根のてっぺんにカラスです。
もうおうちへ帰らないとね。




明日は、きっといい日になるでしょう。
希望は明日につながります。

  

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2013年01月18日

あまのじゃくが笑った! (仁和寺・五重塔)

仁和寺にある御室の五重塔。
各層の屋根がほぼ同じ長さで、細身で優雅な姿です。
今年は、25年ぶりに内部が公開されています。




一層目の屋根の下に、何かがいます。
これは、「天邪鬼」(あまのじゃく)です。




塔の四方に置かれた「天邪鬼」
反対ばっかり言うので、お釈迦様が 罰として「家の守り神」にしてしまったということです。




でも、高い五重塔を一生懸命支えているようで、あまのじゃくは縁の下の力持ちのようです。
そう思ったら、あまのじゃくが笑いました!


  

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2013年01月17日

春を待つ桜の園 (仁和寺)

宸殿に通じる勅使門。
なんと豪華で優雅な透かし彫りでしょうか。
さすが、御室御所と呼ばれるだけあります。




どこか、京都御苑のような雰囲気が漂います。




金堂には、眩いばかりの金の飾りが輝きます。




4月半ばに満開になる遅咲きの御室桜。
今は、じっと春の来るのを待っているようです。

気持ちも肩も軽くなる、春よ来い♪

  

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2013年01月16日

門を入ると枯山水の世界 (相国寺・慈照院)

門を入ると、もうそこは枯山水の庭園です。




普段は閉まっている相国寺の塔頭寺院の慈照院が、19年ぶりに公開されました。




桂宮の学問所であった書院「棲碧軒」
高腰障子や繊細な欄間などは桂離宮の「古書院」と同じ材料と工法。




茶室への飛び石は苔の中でした。




  

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2013年01月15日

近くにあった優雅な空間 (三時知恩寺)

同志社大学新町キャンパスの前にある三時知恩寺。
同志社に通っていたのに、こんな近くにこのようなところがあるとは知りませんでした。




このお寺は、室町時代の応永年間に創建されたという由緒ある門跡尼寺で、入江御所とも呼ばれます。




7年ぶりの一般公開だそうです。




御所というのにふさわしい高貴な門構え。




円山応挙の襖絵など、優雅な時間を過ごしました。


  

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2013年01月14日

人一人は大切なり (同志社大学)

同志社大学の新町キャンパスの臨光館。
そこに刻まれてい新島襄のことば。

「諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ  新島 襄」

このことばは、新島襄が学生に問いかけたことばです。

そして、聖書の中には、こんなことが書かれています。

「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。」 ・・・ ルカ15章4節




同志社大学の今出川キャンパスにできた新しい校舎「志高館」




このレンガ造りの建物の前に「八重のふるさと 福島県」ののぼり。




今回の大津波と原発事故を思う時、新島襄のこの言葉は、また違った意味で我々にいろんな意味を投げかけてくれます。

「人一人ハ大切ナリ」

  

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2013年01月13日

前を向いて・・光の中へ (梅小路蒸気機関車館)

久しぶりに青空の下に出てきた蒸気機関車が、太陽の日差しを受けて眩しげです。




普段は、車庫の中の蒸気機関車も、年の初めには顔を出します。




ここは、京都駅のすぐそばにある梅小路蒸気機関車館。
すべての機関車が車庫から顔を出すと、壮観です。




今にも、機関車を方向転換する転車台に乗りそうです。




磨き上げられた機関車が光ります。




さあ、前に向かって・・・
光の中へ出発です!




  

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2013年01月12日

『明日の神話』が語るもの (京王井の頭線渋谷駅前)

私が東京に行くと決まっていく場所があります。
JR線渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅を結ぶマークシティ内の連絡通路。




2008年11月からここに飾られている岡本太郎の『明日の神話』




『明日の神話』は、原爆の炸裂する瞬間を描いた、岡本太郎の最大、最高の傑作です。




「怖い絵だね・・・」と、通りがかりの子供がお母さんに話して通り過ぎました。

でも、この絵は決して怖い絵ではないと思います。

原発は、核のゴミ処理を未来に先延ばしにしてしまうという非科学的な論理で進められています。
そんな無責任な科学は、論理に破綻をきたすと思います。
そのことに目を覚まさせてくれるのが、この絵です。
その恐ろしさに目を向けずにいると、大変なことになるのです。
でも、人間は、決してこの恐ろしいものに負けてはいません。
ここから生まれる明日への神話。

一昨年の福島の事故を、亡き岡本太郎さんならどのように語るでしょうか。




『明日の神話』再生プロジェクトオフィシャルホームページに、亡くなられた奥様 岡本敏子さんの言葉が載っています。
そこから、岡本太郎さんの思いが伝わってきますので、全文を掲載させていただきます。


「壁画について」 岡本敏子

『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた、
岡本太郎の最大、最高の傑作である。
猛烈な破壊力を持つ凶悪なきのこ雲はむくむくと増殖し、
その下で骸骨が燃えあがっている。悲惨な残酷な瞬間。
逃げまどう無辜の生きものたち。
虫も魚も動物も、わらわらと画面の外に逃げ出そうと、
健気に力をふりしぼっている。
第五福竜丸は何も知らずに、死の灰を浴びながら鮪を引っ張っている。
中心に燃えあがる骸骨の背後にも、シルエットになって、
亡者の行列が小さな炎を噴きあげながら無限に続いてゆく。
その上に更に襲いかかる凶々しい黒い雲。
悲劇の世界だ。
だがこれはいわゆる原爆図のように、ただ惨めな、
酷い、被害者の絵ではない。
燃えあがる骸骨の、何という美しさ、高貴さ。
巨大画面を圧してひろがる炎の舞の、優美とさえ言いたくなる鮮烈な赤。
にょきにょき増殖してゆくきのこ雲も、
末端の方は生まれたばかりの赤ちゃんだから、無邪気な顔で、
びっくりしたように下界を見つめている。
外に向かって激しく放射する構図。強烈な原色。
画面全体が哄笑している。悲劇に負けていない。
あの凶々しい破壊の力が炸裂した瞬間に、
それと拮抗する激しさ、力強さで人間の誇り、純粋な憤りが燃えあがる。
タイトル『明日の神話』は象徴的だ。
その瞬間は、死と、破壊と、不毛だけをまき散らしたのではない。
残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間、
誇らかに『明日の神話』が生まれるのだ。
岡本太郎はそう信じた。この絵は彼の痛切なメッセージだ。
絵でなければ表現できない、伝えられない、純一・透明な叫びだ。
この純粋さ。リリカルと言いたいほど切々と激しい。
二十一世紀は行方の見えない不安定な時代だ。
テロ、報復、果てしない殺戮、核拡散、ウィルスは不気味にひろがり、
地球は回復不能な破滅の道につき進んでいるように見える。
こういう時代に、この絵が発するメッセージは強く、鋭い。
負けないぞ。絵全体が高らかに哄笑し、誇り高く炸裂している。


詳細は、『明日の神話』再生プロジェクトオフィシャルホームページをご覧下さい。
http://www.1101.com/asunoshinwa/asunoshinwa.html  

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2013年01月11日

ノックの神頼み (京都えびす神社)

えびす神社の裏の戸をノックする参拝者。




お忙しい神様に気づいてもらい、願いを聴き届けてもらっています。

ぜひ今年の福をお与え下さい!
トントン♪
トントン♪

  

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2013年01月10日

笹に願いを♪ (京都えびす神社)

♪ 商売繁盛で笹持って来い ♪




十日戎の始まった京都えびす神社にも、多くの人が集まりました。




笹に願いを・・・




景気という宝船の船出になるように・・・


  

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2013年01月09日

妖艶な世界へ (京都水族館)

怪しい糸が妖艶の世界に誘い込みます。




手招きでもしているかのように、揺れ動く細い糸。




これは、ミズクラゲの触手。




なんともいえない繊細な動き。




その妖艶な動きに、時間を忘れる魔術にかかってしまいました。


  

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2013年01月08日

竜宮城の乙姫様 (京都水族館)

竜宮城の乙姫様が、お魚とお話しています。




JR京都駅のすぐ近くにある京都水族館。




建設が始まった時は、「なぜこんな内陸地に水族館??」と思っていましたが、こうやって水槽の中を熱心に見つめる乙姫様たちを見ていると、引き込まれていく訳がわかります。




男の子が食い入るように見つめる先には・・・・・・・




エイが悠々と泳ぐ竜宮城の世界が広がっていました。

  

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2013年01月07日

ならぬことはならぬものです (JR会津若松駅)

昨日からNHKで始まった大河ドラマ「八重の桜」




「ならぬことはならぬものです」
JR会津若松駅に掲げられているこのことばは、会津藩の『「什」の掟』のなかにある言葉です。


ハンサム・ウーマン新島八重。




鶴ヶ城の近くに、山本覚馬と新島八重が生まれた場所があります。




そこには、新島八重が鶴ヶ城に籠城し、城明け渡しの前夜に、城壁にかんざしで書いた歌がありました。

「明日の夜は 何国の誰かながむらん なれし御城に残す月かげ」




このあと、八重は、兄の山本覚馬を頼って、京都へ向かいます。

  

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2013年01月04日

匠の手 (鶴屋吉信)

受け継がれる匠の手。




このお菓子職人の手が、おいしいだけでなく、まさに芸術的なお菓子の世界を作り出します。




鶴屋吉信本店の2階にある「菓遊茶屋」では、目の前で、匠の技を拝見できます。




みるみる和菓子の花が咲きました。




出来上がった「冬椿」




そして、千両、万両の赤い実でイメージされた「冬長寿」




おいしくいただきました。
今年も健やかでありますように。

  

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2013年01月03日

曙の世界へ (大原)

日の出前の大原の里は、静かなたたずまいです。




おひさまの光が、山並にグラデーションをつけてくれます。




まるで東山魁夷の絵の世界です。

  

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2013年01月02日

元旦の祈り (三千院)

元旦の開門を待って、三千院にお参りに来ました。




往生極楽院は、静かな元旦を迎えていました。




早朝の庭には、霜柱が美しく咲いていました。




だんだんおひさまの日差しが差し込んできました。
ご燈明の灯りの中で、阿弥陀三尊が優しく微笑んでくれました。




今年は元気で過ごせますように・・・
感謝の気持ちを持って・・・

  

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2013年01月01日

静かな年明け (大原)

今朝の大原の里は、-5℃
水溜りが、美しく凍っていました。




2013年元旦。




こんな寒さの中でも、野の花はじっと暖かい日差しを待っています。




太陽が昇ると、まわりは清々しい空気でいっぱいになります。




今年も、自分の道を、自分の足で踏みしめながら作っていきたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。

Norichan ♪  

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