2013年11月30日
冬の足音 (毘沙門堂)
山科にある毘沙門堂の参道も紅葉しました。

寒さの増した京都。
ダウンで暖かくしての紅葉狩りです。

太陽が射しても、風の冷たい午後。

もう冬の足音が聞こえてきました。

(2013年11月29日撮影)

寒さの増した京都。
ダウンで暖かくしての紅葉狩りです。

太陽が射しても、風の冷たい午後。

もう冬の足音が聞こえてきました。

(2013年11月29日撮影)
2013年11月29日
彩りのメロディー (鹿王院)
もみじの参道に、午後の陽ざしが差し込み、彩りのメロディーを奏でます。

玄関前の黄色。

赤いもみじと苔の緑。

総門を、輝くもみじが眩しく照らします。

舎利殿の向こうの嵐山も、そろそろ紅葉まっ盛りです。

(2013年11月26日撮影)

玄関前の黄色。

赤いもみじと苔の緑。

総門を、輝くもみじが眩しく照らします。

舎利殿の向こうの嵐山も、そろそろ紅葉まっ盛りです。

(2013年11月26日撮影)
2013年11月28日
2013年11月27日
軒先もみじは富士の山 (岩倉実相院)
客殿の軒先からのぞくもみじは、まるで富士山のように見えます。
これは、「軒先もみじ」です。

ここは、「床もみじ」で有名な岩倉の実相院。
この山門の眺めは、「額縁もみじ」でしょうか。

庭園で見たのは、「池もみじ」

比叡山を借景にした雄大な庭園も見事です。

その雄大さに燃えるようなもみじが花を添えていました。

(2013年11月24日撮影)
これは、「軒先もみじ」です。

ここは、「床もみじ」で有名な岩倉の実相院。
この山門の眺めは、「額縁もみじ」でしょうか。

庭園で見たのは、「池もみじ」

比叡山を借景にした雄大な庭園も見事です。

その雄大さに燃えるようなもみじが花を添えていました。

(2013年11月24日撮影)
2013年11月26日
善きかな (建仁寺・霊源院)
玄関に掛けられた笠とわらじは、当主がおいでになるしるしでしょうか。

ここは、一休禅師ともゆかりのある建仁寺塔頭の霊源院。

院の中には3つの茶室があります。
そのひとつのお茶室へ・・・
何と、部屋の中に「にじり口」があります。

にじり口からお茶室に入ると、床の間には、一休禅師の書かれた扇が置かれてありました。

そこでいただいたおぜんざい。
「ぜんざい」とは、小豆汁を食べた一休禅師がそのおいしさに「善哉(よきかな)」といって以来「ぜんざい」と呼ばれるようになったとか・・・
善きおぜんざいを、善き茶室でいただけた、善き一日でした。

(2013年11月24日撮影)

ここは、一休禅師ともゆかりのある建仁寺塔頭の霊源院。

院の中には3つの茶室があります。
そのひとつのお茶室へ・・・
何と、部屋の中に「にじり口」があります。

にじり口からお茶室に入ると、床の間には、一休禅師の書かれた扇が置かれてありました。

そこでいただいたおぜんざい。
「ぜんざい」とは、小豆汁を食べた一休禅師がそのおいしさに「善哉(よきかな)」といって以来「ぜんざい」と呼ばれるようになったとか・・・
善きおぜんざいを、善き茶室でいただけた、善き一日でした。

(2013年11月24日撮影)
2013年11月25日
午後の陽ざし (建仁寺・西来院)
午後の陽ざしが、もみじと障子を照らします。

ゆったりとした午後を流れる時間。

色づいたももじは、贅沢な晩秋の午後を演出してくれます。

そんな建仁寺塔頭の西来院です。


(2013年11月24日撮影)

ゆったりとした午後を流れる時間。

色づいたももじは、贅沢な晩秋の午後を演出してくれます。

そんな建仁寺塔頭の西来院です。


(2013年11月24日撮影)
2013年11月24日
大原晩秋 (大原)
大原の晴れた朝。
空気がピィーンと張りつめた感じがします。

道端のお地蔵様の向こうには、熟れた柿がのぞいています。

家の軒先に、干し柿がぶら下がっていました。
甘い干し柿になりますように。

紅葉の中で、コスモスのピンクがなぜか新鮮でした。

(2013年11月16日撮影)
空気がピィーンと張りつめた感じがします。

道端のお地蔵様の向こうには、熟れた柿がのぞいています。

家の軒先に、干し柿がぶら下がっていました。
甘い干し柿になりますように。

紅葉の中で、コスモスのピンクがなぜか新鮮でした。

(2013年11月16日撮影)
2013年11月23日
紅葉の海 人の波 (東福寺)
東福寺の通天橋は、紅葉の海になりました。

色づいたもみじが、寄せては消える波のようです。

通天橋の上も、人でいっぱい。

東福寺の周りは、人の波でした。

ひとりもみじだけは、ゆったりと行く秋を謳歌していました。

(2013年11月21日撮影)

色づいたもみじが、寄せては消える波のようです。

通天橋の上も、人でいっぱい。

東福寺の周りは、人の波でした。

ひとりもみじだけは、ゆったりと行く秋を謳歌していました。

(2013年11月21日撮影)
2013年11月22日
夕暮れ時のもみじ (常照寺)
燈籠に明かりが灯りだしました。

夕方になると、めっきり寒くなる京都郊外北西部鷹ヶ峰にある常照寺。

この寒さが続くと、紅葉も進みそうです。

もうすぐ吉野太夫で有名な朱塗りの山門が閉まります。

(2013年11月16日撮影)

夕方になると、めっきり寒くなる京都郊外北西部鷹ヶ峰にある常照寺。

この寒さが続くと、紅葉も進みそうです。

もうすぐ吉野太夫で有名な朱塗りの山門が閉まります。

(2013年11月16日撮影)
2013年11月21日
もみじのトンネル石畳 (光悦寺)
光悦寺の石畳の参道にもみじが色づきました。

まだまだこれから色づくもみじ。

まるで造花のような鮮やかさです。

来週には、真っ赤なもみじのトンネルになりそうです。

(2013年11月16日撮影)

まだまだこれから色づくもみじ。

まるで造花のような鮮やかさです。

来週には、真っ赤なもみじのトンネルになりそうです。

(2013年11月16日撮影)
2013年11月20日
喧騒と静寂 (宝泉院)
玄関からひっそりと色づいた木々がのぞきます。

大原の宝泉院。
入り口に何気なく活けられた花は、住職のいつもの心遣いでしょうか。

お抹茶がいただけるきょうの客殿は、満員の喫茶店状態です。

陶板をあしらった炉のある部屋。
きょうは、客殿の喧騒を離れ、滝の流れる水音に癒される空間で一息です。

(2013年11月16日撮影)

大原の宝泉院。
入り口に何気なく活けられた花は、住職のいつもの心遣いでしょうか。

お抹茶がいただけるきょうの客殿は、満員の喫茶店状態です。

陶板をあしらった炉のある部屋。
きょうは、客殿の喧騒を離れ、滝の流れる水音に癒される空間で一息です。

(2013年11月16日撮影)
2013年11月19日
月の光に照らされて (永観堂)
月の光が、穏やかな光をそそぎます。

永観堂のライトアップ。

紅葉が放生池に映り込みます。

弁天社の鳥居も照らし出されます。

寒い夜も、ちょっぴり暖かくなる紅葉ライトアップです。

(2013年11月16日撮影)

永観堂のライトアップ。

紅葉が放生池に映り込みます。

弁天社の鳥居も照らし出されます。

寒い夜も、ちょっぴり暖かくなる紅葉ライトアップです。

(2013年11月16日撮影)
2013年11月18日
明るい色彩の中 (三千院)
明るい色彩を浴びた三千院。

庭園の地蔵さまも、いつになく穏やかな表情に見えます。

往生極楽院は、真っ赤に染まった紅葉に包まれます。

山門の向こうの大原の里も色づきます。

(2013年11月16撮影)

庭園の地蔵さまも、いつになく穏やかな表情に見えます。

往生極楽院は、真っ赤に染まった紅葉に包まれます。

山門の向こうの大原の里も色づきます。

(2013年11月16撮影)
2013年11月17日
短い秋に燃える (古知谷・阿弥陀寺)
めっきり寒くなった大原の阿弥陀寺は、短い秋です。

山門前のもみじは真っ赤に燃えます。

でも、数週間で、一面がもみじの葉っぱのじゅうたんになります。
雪を迎えるために・・・

(2013年11月16日撮影)

山門前のもみじは真っ赤に燃えます。

でも、数週間で、一面がもみじの葉っぱのじゅうたんになります。
雪を迎えるために・・・

(2013年11月16日撮影)
2013年11月16日
あかりの銀河 (滋賀・草津)
かがりの火が揺らめきます。

その向こうには、あかりの銀河が流れます。

これは、滋賀県の旧草津川で1万灯のあかりが灯された「あかり銀河」

そのあかりのひとつひとつが、ロウソクの灯です。

LEDのライトアップが盛んになった昨今。
ロウソクの暖かい灯が揺らめいていました。

(2013年11月9日撮影)

その向こうには、あかりの銀河が流れます。

これは、滋賀県の旧草津川で1万灯のあかりが灯された「あかり銀河」

そのあかりのひとつひとつが、ロウソクの灯です。

LEDのライトアップが盛んになった昨今。
ロウソクの暖かい灯が揺らめいていました。

(2013年11月9日撮影)
2013年11月15日
静かに語る日本の美 (法然院)
つくばいに、色づいた葉っぱが引っかかりながら、水が滴れ落ちます。

そして、その下にも赤い葉っぱ。
偶然でしょうか・・・

つくばいに、浮く花と水面に映る葉っぱの影。
まさに、日本の美意識の世界です。

(2013年11月2日撮影)

そして、その下にも赤い葉っぱ。
偶然でしょうか・・・

つくばいに、浮く花と水面に映る葉っぱの影。
まさに、日本の美意識の世界です。

(2013年11月2日撮影)
2013年11月14日
待ち遠しい紅葉のトンネル (鹿王院)
やっと見つけた真赤なもみじ。

嵐山が望める嵯峨の鹿王院。

こんなもみじで埋めつくされているのを期待していたのですが・・・

まだまだ緑のトンネルの鹿王院ですが、もうすぐ真赤な紅葉のトンネルになります。

(2013年11月8日撮影)

嵐山が望める嵯峨の鹿王院。

こんなもみじで埋めつくされているのを期待していたのですが・・・

まだまだ緑のトンネルの鹿王院ですが、もうすぐ真赤な紅葉のトンネルになります。

(2013年11月8日撮影)
2013年11月13日
水の恵みは心の恵み (恵心院・白龍大神)
護摩木を焚く火が、パチパチと音を立てます。

ここは、宇治の恵心院の中にある白龍大神です。
宇治川の神である白龍大神をお祀りしています。
この日は、特別に、龍神様との縁を結ぶ護摩祈祷が行われていました。

ホラ貝が吹き鳴らされると、全身からの穢れが抜けていく感じがします。

宇治川の豊かな水の恵みを守る龍神さまは、人々の心にも潤いを与えてくれます。

(2013年11月3日撮影)

ここは、宇治の恵心院の中にある白龍大神です。
宇治川の神である白龍大神をお祀りしています。
この日は、特別に、龍神様との縁を結ぶ護摩祈祷が行われていました。

ホラ貝が吹き鳴らされると、全身からの穢れが抜けていく感じがします。

宇治川の豊かな水の恵みを守る龍神さまは、人々の心にも潤いを与えてくれます。

(2013年11月3日撮影)
2013年11月12日
輝く時間 (宇治・興聖寺)
僧堂の床が、静かに輝きます。

修行の僧侶が使う食器も光を放ちます。

美しく手入れされた質素な板の廊下。

時を告げる魚梆(ぎょほう)が、これらの輝きの時間を教えてくれます。

(2013年11月3日撮影)

修行の僧侶が使う食器も光を放ちます。

美しく手入れされた質素な板の廊下。

時を告げる魚梆(ぎょほう)が、これらの輝きの時間を教えてくれます。

(2013年11月3日撮影)
2013年11月11日
石たちの響き (宇治・興聖寺)
石造りの総門がめずらしい、宇治の興聖寺。
この石門は、1648年創建。

その石門から続く参道は、岩を削られて造られた様。

山門へ続く坂道の両側には岩の水路。
その流れる水音は、まるでお琴のような響きがします。
ゆえにこの坂の名前は「琴坂」

竜宮城のような山門では立派な石がお出迎え。

法堂の前にも石組み庭園が広がります。

硬い石も、ここでは安らぎを与えてくれます。

(2013年11月3日撮影)
この石門は、1648年創建。

その石門から続く参道は、岩を削られて造られた様。

山門へ続く坂道の両側には岩の水路。
その流れる水音は、まるでお琴のような響きがします。
ゆえにこの坂の名前は「琴坂」

竜宮城のような山門では立派な石がお出迎え。

法堂の前にも石組み庭園が広がります。

硬い石も、ここでは安らぎを与えてくれます。

(2013年11月3日撮影)