京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年01月31日

人形の寺 (宝鏡寺)

人形の寺として知られる宝鏡寺が「京の冬の旅」で特別公開されています。
寺の中には、皇女和宮の十二単をまとわれて人形が、雅の世界に誘ってくれました。




人形塚のレリーフは、とても暖かい気分にさせてくれます。




皇女方が入寺されていたこのお寺。
右近の橘が、黄色い実をいっぱい付けていました。




特別公開は、3月22日までです。
秋の公開では、紅葉が楽しめます。

  

Posted by Norichan at 15:30Comments(0)京の旅

2010年01月30日

路地の電灯 (東山三条)

東山三条近くの路地。
一筋入ると、そこは別世界。
タイムマシンで過去に戻ったようなたたずまいの中に、この電灯がありました。




昔は、子供たちが、元気に遊びまわっていたんだろうと思います。




今は静まり返っているこの路地。
もう元気な声は戻ってはこないのでしょうね。




殺風景な路地に、立ち小便禁止のこの鮮やかな鳥居が滑稽でした。


  

Posted by Norichan at 20:30Comments(0)京の旅

2010年01月29日

駅伝の歴史ここに始まる (三条大橋)

最初の「駅伝」のスタート地点が京都・三条大橋だったということをご存知ですか?




競技としての最初の駅伝は、1917年4月27日に行われた「東海道五十三次駅伝競走」だそうです。




この三条大橋を午後2時に出発し、東京の上野不忍池(しのばずのいけ)までの23区間。
約508kmを走り抜き、到着したのは翌々日の午前11時34分だったそうです。




今年の1月17日には、年始恒例の全国都道府県対抗女子駅伝競走大会が行われました。
京都は、駅伝の街だったんですね。



  

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2010年01月28日

塔のある風景 (八坂の塔)

東山にある八坂の塔。
路地にすーっと建つこの塔は、本当に京都の風情を感じさせてくれる風景です。




正式名称は、法観寺。
平安京遷都以前から存在した古い寺院で、現在の五重塔は、室町時代に足利義教により再建されたもの。




周りの風景に自然に溶け込んでいます。




護国神社の上から、五重塔が俯瞰して見えました。
東寺の塔よりこじんまりとして、京都らしさを感じました。



  

Posted by Norichan at 16:30Comments(2)京の旅

2010年01月27日

鮮やかな極楽浄土の世界 (知恩院三門)

浄土宗総本山の「知恩院」
国宝のこの三門は、徳川秀忠が元和7年(1621年)に建立した木造の門としては世界最大規模を誇る建物。




この三門の上からは、有事を見張る役割もあったので、京都の街が一望できます。




この太い柱は、この木造の門の大きさを表しています。




この三門の内部には、宝冠釈迦如来像と16羅漢像が安置されています。




この内部は極楽浄土の世界。
目が慣れた暗闇の中に、極彩色の壁画が飛び込んできて、まさに驚きの世界です。
3月22日までの特別公開です。

  

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2010年01月26日

たくましく生きるクスノキ (青蓮院)

青蓮院ある見事なクスノキ。
その中でも入り口の道路に面した築地にある一番大きなクスノキ。




まるで血管のような、たくましい息吹を感じます。




網のように地表を這うその根は、本当に凄い生命力、生きる力そのものです。




このクスノキは、間違いなく龍馬もお龍と一緒に見たはずです。

  

Posted by Norichan at 16:00Comments(0)京の旅

2010年01月25日

夫婦の契り (坂本龍馬・お龍結婚式場跡)

東山三条を東に入ったところに、坂本龍馬・お龍の「結婚式」をしたという跡があります。
ここは、青蓮院の塔頭の金蔵寺跡。




池田屋騒動のあった元治元年(1864年)8月に、龍馬とお龍は、青蓮院の塔頭の金蔵寺で内祝言を挙げたというのが、史実のようです。
物語では、西郷隆盛(あるいは中岡慎太郎など)の媒酌で夫婦の契りを交わしたというのが一般的ですが・・・




昔はこの辺は、青蓮院の境内だったそうです。
この先を右に入ると、すぐ青蓮院です。

  

Posted by Norichan at 16:30Comments(2)京の旅

2010年01月25日

池田屋今昔物語 (池田屋騒動之址)

旅館・池田屋の址には、新しい池田屋がありました。




元治元年(1864年)の6月5日、旅館・池田屋に潜伏していた尊王攘夷を新撰組が襲撃。
このクーデター計画の阻止をキッカケに、新撰組は一躍注目されます。




三条大橋近くの三条通にある池田屋。
昔は、鴨川が良く見えたのでしょう。




「龍馬伝」のおかげで、道ゆく人が足を止めては、しばしの歴史探索をしていました。



  

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2010年01月24日

歴史を動かす (坂本龍馬寓居之址)

創業から280年になる老舗の材木商・酢屋。
龍馬は、この二階を定宿とし、海援隊本部を置きました。




慶応3年6月、坂本龍馬は長崎から京都に入って、酢屋嘉兵衛方に投宿。




歴史を動かす構想が練られたのでしょう。



  

Posted by Norichan at 15:30Comments(0)京の旅

2010年01月24日

日本の夜明けを (坂本龍馬墓前)

京都の街を見下ろしている二人。
坂本龍馬と中岡慎太郎です。




坂本龍馬の視線の先に広がるのは、新たな時代の日本です。




今の日本は、彼の眼にはどのように映るのでしょうか。




京都の街を見渡せる東山・霊山にある京都霊山護国神社。
その墓所には、明治維新に奔走し散っていった志士の霊を祀っています。

  

Posted by Norichan at 14:30Comments(0)京の旅

2010年01月19日

あの時の記憶 (神戸・メリケンパーク)

あの時の記憶がそのまま残されている場所が、メリケンパークにあります。




1995年1月17日の15秒間の揺れで崩れ去ったメリケン波止場。
今は、神戸港震災メモリアルパークとして、その時が記憶されています。




自然の力の怖ろしさを感じずにはいられません。




向こうには、復興した街の新たな息吹を感じました。

  

Posted by Norichan at 21:00Comments(2)

2010年01月17日

祈りに包まれて (神戸)

神戸の震災発生から、きょうで15年目を向かえます。
15年前のあの時は、私は東京出張中で、関西に居ませんでした。
朝ホテルでテレビをつけた映像は、どこかの戦場を映し出しているんだと思いました。
そして、それが神戸の街であることを理解して、戦慄が走りました。

あれから15年。
震災の日に神戸を訪問したい。
今年、はじめて実現しました。

神戸市役所の横にある三宮の東遊園地。
ここに、この震災で亡くなられた方のお名前を記した記念モニュメントがあります。
「慰霊と復興のモニュメント」

水の上に菊の花の献花。
献花する人の影が、しばし時間を超えます。
そして、この下には、震災で亡くなられた方のお名前を刻んだ銘板が掲示されている「瞑想空間」があります。
私は、ただ涙が止まりませんでした。




このモニュメントの横には、「希望の灯(あか)り」が灯っています。




東遊園地には、「1995.1.17」の文字をかたちどった灯火が灯っていました。




雪だるまのお地蔵様。




きょうの神戸の街は、祈りに包まれていました。
  

Posted by Norichan at 21:00Comments(1)

2010年01月11日

中山道の面影 (恵那)

中山道は信州を抜けて江戸に入る街道。
この恵那のまちを抜けると、馬籠、妻籠の宿に続きます。

大井橋を渡ったところにある長屋門。
昔の風格が漂います。




長屋門は近世以降の武家屋敷にあった門。
武家屋敷はその周囲を家臣たちの住居である長屋で囲んでいたそうです。




街道沿いに、古い蔵が黒光りして、威風堂々と建っていました。




大井橋の横にある大きな木は、街道を行き来する人々を見守っていたんでしょうね。
幹のそばに、小さなお社が建っていました。


  

Posted by Norichan at 19:20Comments(0)

2010年01月11日

うなぎのまち (多治見)

多治見の町には、なぜか鰻屋さんがいっぱいあります。
それもおいしい鰻屋さんが・・・

多治見は昔から陶磁器の町。
職人さん達は、陶磁器を焼く暑い仕事場で体力を消耗。
その体力の回復のために、うなぎを食べる習慣ができたとか。




この「うなぎや」という名前の鰻屋さんは、安政6年の創業という老舗。




パリッとした触感のあとにうなぎの柔らかさがジューシーな味といっしょに口いっぱいに拡がります。
ビールを頼むと、特製のうなぎボーンが付いてきます。




このお店のある「たじみ広小路」の商店街も、人通りが少なかったです。
ふと路地に入いると、可愛い女の子が飛び出してきそうな・・・
そんな幼いころの時間が蘇るような錯覚を感じました。




昨年は日本一暑かった多治見。
JR多治見駅には、何と「うながっぱ」さんまでいました。

  

Posted by Norichan at 19:00Comments(0)

2010年01月11日

21世紀の芸術 (金沢21世紀美術館)

幸せそうな椅子!
「ピース」をしているようですね。




何が聞こえてくるのでしょう。




二つ並んで、コソコソ話ができそうです。




人だらけ?
いえいえ、これは腰掛です。




この「スイミング・プール」も芸術品です。
種明かしは、
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=7



こんな素敵な美術館は、兼六園の近くにある金沢21世紀美術館でした。



  

Posted by Norichan at 12:00Comments(2)

2010年01月10日

雨粒の花 (兼六園)

氷雨の降る兼六園に雨粒の花が咲いていました。




雪を期待して訪れた兼六園。
少し残念でしたが、氷雨が雨粒の花を満開にしていました。




雪吊りをバックに雨粒の花です。




冷たい雨でした。

  

Posted by Norichan at 22:35Comments(0)

2010年01月10日

縄の芸術 (兼六園)

冬の兼六園というと「雪吊り」




雪吊りは、まさに縄の芸術です。




縄のカーテンの向こうに徽軫灯籠(ことじとうろう)が見えます。





素晴らしい枝振りの唐崎松に雪吊り。




逆光で見ると、縄と松のシルエットが素敵でした。




  

Posted by Norichan at 22:30Comments(0)

2010年01月10日

雪のない「ことじ灯篭」 (兼六園)

兼六園というと二本脚の「徽軫(ことじ)灯籠」




足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。




秋には紅葉が綺麗だったのでしょう。
雪を期待していたのですが、残念でした。



手前の橋が虹橋。
洒落た名前です。
鷺が飛んできていました。

  

Posted by Norichan at 22:00Comments(1)

2010年01月10日

雪のホーム (近江塩津)

北陸本線の近江塩津駅。
青春18切符で雪を見に出かけました。




余呉湖やこの付近が一番雪が深かったようです。




敦賀方面の新快速が到着です。

  

Posted by Norichan at 21:00Comments(0)鉄道

2010年01月09日

雪晴れの比叡山 (比叡山)

きょうの京都は底冷え。
比叡山は、薄っすら雪景色。




低い雲がかかって、比叡山がとても高い山に見えました。
  

Posted by Norichan at 09:00Comments(0)京の旅