京つう

アート/芸術  |洛中

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2008年11月23日

京の台所~錦市場~

京都のもっとも賑わう通りである四条通りの烏丸から河原町。
その通りの一本北側に上がった通りが錦通り。
この錦通りの高倉通りから新京極までが錦市場です。
一本通りが違うだけで、ここは、生活者の匂いがいっぱい。
庶民の毎日の食材が並びます。

祇園祭りの頃にもっとも食される「はも」
新鮮な海の魚が手に入らなかった昔、生命力の強いはも(鱧)だけが京都まで死なずに持ってこれたそうです。




祇園祭の時には、この細い通りを御神輿が威勢良く通ります。
時には、看板を壊しながら・・・




今回は、壬生菜のお漬物と、ちりめんじゃこを買いました。
おじゃこは、いっぱいおまけしてくれました。






京都のおせち料理には欠かせないのが棒鱈。
これがいろんなお店で出てくると、京都の師走が近づいた感じがします。
12月に入ると、おせち料理を作る食材を買い求める人でこの錦市場はごった返します。
それももうすぐです。





  

Posted by Norichan at 18:30Comments(2)京の旅

2008年11月23日

イチョウのじゅうたん~東本願寺前~

JR京都駅前からすぐのところにある東本願寺。
この御影堂門の前にある広場にはイチョウの木があり、落葉で、黄色のじゅうたんになっていました。




場所によって、イチョウ以外の落葉と合わさって、じゅうたんの色も変わってきます。




そのじゅうたんの上を、楽しげに散歩です。




イチョウの黄色、松の緑、雲の白。
この季節ならではです。




  

Posted by Norichan at 11:00Comments(2)京の旅

2008年11月23日

大河内山荘で見かけた造形美~大河内山荘~

もみじを見ながら、いろんなものを見ていると、この山荘の美に対するこだわりはさすがです。

見晴し台の「月香」の横に何げなくある格子。
その格子自体の造形美も美しいのですが、格子を通して見た紅葉は、また格別の美しさです。
これは、常照皇寺の門でも感じられた格子の美しさです。
http://superman007.cocolog-nifty.com/norichan/2008/10/1964-66-42db.html






なにげない石畳には、大徳寺の土塀で見かけた瓦を埋め込んだ技法が使われていました。
http://superman007.cocolog-nifty.com/norichan/2008/09/1964-66-d53a.html




蔦もみじの垣根のある庵の入り口の障子には、さりげなくもみじの絵柄が梳き混まれています。




蔦もみじの垣根自体も、あの東山魁夷が描きたくなる美しさがありました。




  

Posted by Norichan at 08:00Comments(0)京の旅