京つう

アート/芸術  |洛中

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2021年01月30日

大正時代の古い橋(八瀬・ケーブル八瀬駅西塔橋)

高野川に架かるアーチ橋。




ケーブル八瀬駅への向かう手前に架かる『西塔橋』




竣工は、「大正十三季(年)五月」と記されています。
これは、大正14年に開業した京都電燈叡山鋼索線、現在の叡山ケーブルのために架けられた橋で、開業当時は、駅名も『西塔橋駅』だったそうです。




西塔とは延暦寺の境内の一区域のことで、この一帯も昔は延暦寺の敷地だったのでしょう。




新緑の頃には木々で覆われて見えにくい橋も、この時期には全体が見渡せます。




鉄筋コンクリート造の橋ですが、大正時代のものにしては洒落たデザイン。




あと3年で100歳になるというアーチ橋。




来年も、橋のたもとに咲く梅の花が見れますように。


(2021年1月25日撮影)  


Posted by Norichan at 06:30Comments(9)京の旅