京つう

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2009年07月19日

静寂とししおどしの音 (詩仙堂)

「詩仙堂」は、正しくは凹凸窠(おうとつか)と言うそうで、詩仙堂はその一室。
凹凸窠とは、でこぼこした土地に建てた住居という意味だそうで、庭園へ下りると、その凹凸感が良くわかります。
結構ユーモアのセンスもあるのかなと思います。
玄関の右にあるユニークな窓。
私には、「笑っている目」のように見えました。
ユーモアセンスを感じました。

静寂とししおどしの音 (詩仙堂)


そして、玄関には「生死」の板。
ここも生死の関所なのか?

静寂とししおどしの音 (詩仙堂)

中国の三十六詩人の肖像を狩野探幽に描かせた絵の並ぶ「詩仙の間」
そこから、詩仙堂と呼ばれるようになりました。
詩仙の間から見た庭園です。

静寂とししおどしの音 (詩仙堂)


雨樋は、素朴な竹で作られていました。
感激。

静寂とししおどしの音 (詩仙堂)


久しぶりの詩仙堂。
久しぶりに誰もいませんでした。
静寂とししおどしの音だけ・・・
贅沢な時間。

静寂とししおどしの音 (詩仙堂)


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Posted by Norichan at 10:00│Comments(2)京の旅
この記事へのコメント

 こんばんわ~

 窓が目なら、その上の柱は眉毛かな~?
 おもしろいですね。

 狩野探幽の手になる絵画は さぞ素晴らしい秀作ぞろいなんだと思います。
 実物をご覧になれて、とても羨ましいです!
 +
 ししおどし の一瞬の鋭い音が お写真から 響いてきそうですよ~(^^)
 
Posted by 雪童子 at 2009年07月19日 23:43

雪童子さん♪
あの窓は、意図しないとあのような形にはしないでしょう。
障子を開けたところは黒目に見えたのです。
狩野探幽の絵は、手が触れるところに飾ってあります。
変なやからが傷つけないか、不安になります。
ししおどしは、どのように撮れば、音を感じてもらえるかと悩んだ末の写真でした。
ありがとうございます。
Posted by Norichan at 2009年07月21日 18:49
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