京つう

アート/芸術  |洛中

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2010年03月15日

ひと昔の面影 (滋賀・長浜)

滋賀県長浜の街を散策。
いたる所に、懐かしい風景が残っていました。
「昭和堂」という名前の帽子屋さん。
昭和の雰囲気のあるお店にカラフルな帽子のディスプレー。




大通寺という真宗大谷派のお寺の門前町の通り。
大通寺は、何百年も昔から「御坊さん」の愛称で親しまれていたので、その通りは「ながはま御坊表参道」




この参道を横切る米川の景色も、風情のある趣です。




和菓子の叶匠壽庵のカフェで一休み。




町屋を利用したこのカフェで、結城美栄子さんの陶人形の作品を発見。




ひと昔の面影から現代まで・・・
タイムマシンに乗ったようなひと時でした。  

Posted by Norichan at 16:00Comments(6)

2010年03月14日

屋根を走る自転車 (東洞院通六角)

いつも気になっていた「屋根を走る自転車」

その自転車は、中京区の東洞院通六角を上がったところにあります。
「辻森自転車商会」




きょうは、写真に撮りました。




道行く人も、ふと見上げてしまう看板効果です!



ちょっと古い自転車屋さんですが、中に陳列されている自転車は、素敵なものばかりです。
自転車好きな私。
私もそろそろロードレーサーで遠出をしたくなりました。
屋根の上は走れませんが・・・

自転車で琵琶湖一周150km♪  

Posted by Norichan at 12:00Comments(4)京の旅

2010年03月13日

聖徳太子といけばな (六角堂)

六角堂は、正式名称は頂法寺(ちょうほうじ)という寺院です。
京都の中心部にある寺院で、本堂が平面六角形であることから、「六角堂」と呼ばれています。

六角堂が隣のWEST18のビルに映し出されていました。




実際は、このようなビルの谷間に、六角堂があります。
そして、右側のビルが、池坊会館です。
華道の家元・池坊の発祥の地が、実はここ六角堂なのです。




また、ここに六角堂を建立するきっかけとなったのが、あの聖徳太子です。
聖徳太子が四天王寺建立のための用材を求めてこの地にいらした時、霊夢によってここに六角の御堂を建て、自らの護持仏を安置されたと伝えられています。




六角堂の北面に、太子が沐浴されたと伝えられる池跡があります。
この池のほとりに小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので「池坊」と呼ばれるようになりました。
池坊の祖先は、朝夕宝前に花を供えてきましたが、ついには代々いけばなの名手として知られるようになり、いけばながひろがったのだそうです。




「いけばな」は、ただ単に美しい花を観賞するだけではありません。
草木のいのちや、われた器や枯れた枝にも”花”があり、そこに花による悟りの種があるという考えが、花道としての文化として育ったのです。

そして、その考えは、海外の人々にも理解される日本文化になりました。
六角堂には、お参りに来る外国人も目立ちました。



  

Posted by Norichan at 12:00Comments(2)京の旅

2010年03月12日

都会の中の早咲き桜 (西新橋・南桜公園)

仕事で、新橋駅の烏森口を出て日比谷通りから愛宕山下通りに向けて歩いていました。
すると、ちょっとした公園に早咲きの桜。
スズメが楽しそうでした。




大都会の中で、今年初めての桜を見るとは・・・




ビルの中で見る桜は、ふと心に安らぎを与えてくれます。




ゆったりとした時間が流れる午後のひとときでした。

  

Posted by Norichan at 17:00Comments(2)

2010年03月11日

お店の中は桜が満開 (赤坂・旬菜楽トキ)

お店の中は、桜が満開でした。




3月末まで、私の写真を展示していただいているお店に行ってきました。
赤坂にある「旬菜楽トキ」




早めに行ったので、まだお客様がいらっしゃらず、店内の写真を撮らせてもらいました。
いっしょに行った学生時代の友達と写真談義をしていると、いつの間にか満員に!
お客様の一人が、「花見をしているみたい!」とおっしゃる声が聞こえてきました。
とてもうれしかったです。
ありがとうございます。




ついつい、おいしいお料理とビールが進みました。




今年の桜の開花は、少し早まりそうと言っていましたが、どうなんでしょうか。
まだまだ寒い赤坂の街。
でも、お店の中は、梅の花も満開でした。




ぜひお越し下さい。
なお、お食事をされる時には、事前にお電話で予約されると、間違いなく美味しいお料理がいただけます。

場所:東京都港区赤坂2-14-12 川村ビル1F
電話:03-3586-7090
営業時間:17:30~23:30(日曜・祭日定休)

http://photonorichan.kyo2.jp/e1599347.html



  

Posted by Norichan at 21:30Comments(6)私の思い

2010年03月08日

入れないドアの向こう (JR大阪駅地下)

誰かがドアの中へ入って行きました。
でも、そのドアの向こうには何もありません。




これは、大阪駅の地下にあるだまし絵です。
描かれている人物はすべて外国人なのですが、一ヶ所、日本人らしいサラリーマンが時間を気にしています。
一度、私が彼の横に立って同じ格好をして写真に納まりたいと、いつも思いながら横を通り過ぎます。




かなりのスペースに描かれているので、初めての人は現実と間違えるかも。
私は、いつもここを通ると何だか楽しい気分になります。




ぜひ一度、開いているのに入れないドアの中へ・・・・・あなたも!

  

Posted by Norichan at 20:00Comments(4)

2010年03月07日

500系はまだ健在? (京都駅0番線)

2月28日をもって東京-新大阪間の営業運転を終了した500系のぞみ。
しかし、京都駅0番線のKIOSKで、3月30日まで営業しています。



この500系は・・・
全長は・・・500mm
値段は・・・500円
まるで、バームクーヘンでした。




お早めにお召し上がり下さ~い。




  

Posted by Norichan at 15:00Comments(7)私の思い

2010年03月06日

いろんな梅の花満開 (北野天満宮)

北野天満宮の最寄り駅は、京福電鉄北野線の「北野白梅町」
北野さんには、いろんな種類の梅が咲き誇っています。
やはり、白梅は、清楚でいいですね。




ほんのりピンクの梅は、梅酒をいただいてほんのり頬が赤くなったような上品さ。




紅梅は、可憐な中にも元気さを感じます。




そして、枝垂れ梅は、少し妖艶な感じ・・・




梅が終わると、桜の季節です。  

Posted by Norichan at 12:00Comments(4)京の旅

2010年03月05日

祈り (北野天満宮)

受験シーズンも終わりました。
でも、北野天満宮へお参りにくる人の多くは、やはり入学や知恵を授けてもらいたいと思う人でしょうか。




そういえば、私もお参りにきました。




就職も、現在は狭き門です。




でも、どんな門の向こうにも、自らが開けば、いろんな路が続いています。
「梅の花咲く!」

  

Posted by Norichan at 21:00Comments(2)京の旅

2010年03月05日

東風吹かば (北野天満宮)

きょうは、北野天満宮へ行ってきました。
梅の花が咲き乱れていました。




「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」
菅原道真公が大宰府に左遷される時に歌ったものです。





紅梅、白梅、咲き乱れていました。




もうすぐ、満開です。

  

Posted by Norichan at 18:00Comments(2)京の旅

2010年03月04日

写真を飾ってもらってます! (赤坂・旬菜楽トキ)

私の撮った京都の桜の写真を飾っていただいています。
場所は、東京の赤坂にある家庭料理のお店の旬菜楽『トキ』
ここのお店のギャラリーをお借りしての写真展「京・桜」

このお店は、旬をたっぷり、野菜をたっぷりがモットー。
産地にこだわり、生産者にこだわる食材で手づくりする家庭料理のお店です。
美味しいお食事と美味しいお酒を楽しみながら、ぜひ一足早い京都の桜に出会ってみて下さい。





今回は、お食事の邪魔にならないような写真を選びました。
「京・桜」といっても、名所旧跡を前面に出していません。
何となく京都・・・
そう感じていただければうれしいと思っています。

そして、この写真展が終わる頃には、京都の桜が満開に・・・。
3月いっぱいまで飾っていただきます。

なお、3月のスペシャルメニューはこんな素敵なものです。
「筍と黒皮かぼちゃの煮物 四万十川の川海苔あん」
「桜鯛のあられ蒸し 桜の香り 銀あん」
「ホワイトアスパラガスとトレビスのサラダ仕立て」
「焼穴子と新ごぼうの玉締め小鍋」
「鱒の助と帆立のフリット ラビゴットソース」
入荷次第に「新生姜と干し桜えびのかき揚げ」
デザートは、パティシエ・柳川真理子さんの「抹茶のケーキ」と 桜のアイスクリームの盛り合わせ
・・・春色です。


なお、お食事をされる時には、事前にお電話で予約されると、間違いなく美味しいお料理がいただけます。

場所:東京都港区赤坂2-14-12 川村ビル1F
電話:03-3586-7090
営業時間:17:30~23:30(日曜・祭日定休)

地図は、ここをクリック下さい。

  

Posted by Norichan at 19:30Comments(6)私の思い

2010年03月03日

渋沢栄一の心ここに (飛鳥山・青淵文庫)

飛鳥山にある青淵文庫。
ここは、渋沢栄一の傘寿(80歳)を祝って建てられたものです。

栄一の雅号「青淵」にちなんで名付けられました。

柵には、慶祝の意を表して「寿」がデザインされています。




この建物の装飾タイルは、渋沢家の家紋である「丸に違い柏」をもとにデザインされていて、とても明るいイメージを受けます。




このステンドグラスも柏がデザインされています。
室内から見ると、さぞ美しく輝いて見えることでしょう。




ここは、主に賓客の接待などに使用され、内外の著名人も集ったそうです。




青淵文庫のそばに植えられている梅から、良い香りが漂ってきました。

  

Posted by Norichan at 17:00Comments(2)

2010年03月02日

渋沢栄一の語らいの場 (飛鳥山・晩香盧)

飛鳥山には、日本の近代経済社会の基礎を築いた渋沢栄一の邸宅跡が残っています。




広大な敷地の中に本館をはじめとする建物がありましたが、多くは昭和20年の空襲で焼失しました。
しかし、いくつかの建物は今も現存しています。

そのひとつが、「晩香盧」(ばんこうろ)



この建物は、渋沢栄一の喜寿を記念して、合資会社清水組(今の清水建設株式会社)4代目当主が贈った建物だそうです。




渋沢栄一は、この晩香盧をこよなく愛し、多くの大切なお客様をもてなしたそうです。



  

Posted by Norichan at 17:00Comments(0)

2010年03月01日

渋沢栄一への思い (渋沢史料館)

飛鳥山公園にある「渋沢史料館」を訪ねました。




渋沢栄一という人をご存知でしょうか?
日本の近代経済社会の基礎を築いた人です。




幕末に生まれ、昭和6年に亡くなるまで、日本の経済基盤造りに奔走しました。

幕臣となって幕末にパリ万国博覧会に随行し、そこで欧州諸国の進んだ社会・経済制度、組織の実際や生産技術に触れ、国民を豊にする基本を体得します。

海外で得た知識は、明治維新政府で国立銀行制度の実施などに活躍し、その後は、500以上の株式会社の設立に奔走します。
例えば、第一国立銀行のほか、東京ガス、東京海上火災保険、王子製紙、帝国ホテル、秩父鉄道、京阪電気鉄道、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビールなど

しかし、彼は、500以上の株式会社の設立に尽力する一方、福祉や教育事業にも大きく貢献し、関わった社会事業は約600に上ります。

社会活動では、東京慈恵会、日本赤十字社、癩予防協会の設立などに携わり財団法人聖路加国際病院初代理事長でもあります。

そして、教育面では、商法講習所(現一橋大学)・大倉商業学校(現東京経済大学)の設立に協力したほか、早稲田大学などの設立・経営にも携わり、同志社大学(創立者・新島襄)への寄付金の取り纏めにも奔走。
また、女子の教育の必要性を考え、日本女子大学校・東京女学館の設立にも携わっています。

渋沢栄一は、企業を発展させ国を豊かにするためには、「論語」をよりどころに道徳と経済の一致を常に心がけなければいけないと説き、それを実践していったのです。
これが、「道徳経済合一説」です。

この彼の考えは、現代でも非常に素晴らしいものと評価されており、特に、CSR(企業の社会的責任)を考える上では、基本ともなる考え方でもあります。
企業活動は社会との関係の中で成り立つものであり、だからこそ、人としていかに正しくあるべきかを考え行動することが必要なのだと思います。

不正からは、持続性のある企業活動は望めません。
不義理をはたらくところから、信頼は生まれません。

道徳心が希薄になっている現代。
「人として当たり前のこと」をなす道徳力が必要とされています。
その根本を、ふるくて新しい「論語」に見出すことができるのです。
「温故知新」

そんなことを渋沢史料館で感じました。




  

Posted by Norichan at 17:00Comments(4)